エンゼルス離脱示唆発言…!大谷の移籍が噂される「意外な球団」 | FRIDAYデジタル

エンゼルス離脱示唆発言…!大谷の移籍が噂される「意外な球団」

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球団への不満を露わにした大谷。移籍が噂される(画像:共同通信社)
球団への不満を露わにした大谷。移籍が噂される(画像:共同通信社)

珍しく怒りを爆発させた。

9月27日(日本時間)のマリナーズ戦。7回裏に9番・フレッチャーがファーストフライに倒れると、打席が回って来なかったエンゼルスの大谷翔平(27)が、ベンチでイラ立ちまぎれにバットを叩きつけのだ。

「大谷が怒るのも当然です。この日は二刀流で出場し、1918年のベーブ・ルース以来の2ケタ勝利と2ケタ本塁打達成が期待されていました。注目の中、大谷は投手として7回を5安打1失点の好投。しかし味方打線が0点に抑えられ、103年ぶりの快挙を逃したんです。『少しは援護してくれよ』というのが、大谷の本音でしょう」(スポーツ紙担当記者)

試合後の会見でも、冷静な口調ながら球団への不満を漏らした。

「もちろん(エンゼルスの)ファンは好きですし、雰囲気も好きです。ただ、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い。プレイヤーとしては、そのほうが正しいと思います」

このコメントが波紋を呼ぶ。CBSスポーツは「大谷は勝てる要素があるかが(エンゼルスに在籍し続けるかの)決定に影響すると強調」と報道。ネット上でも「彼はエンゼルスを離れるのでは」と、「離脱示唆」発言と捉えられているのだ。大谷は、こうも話している。

「(フラストレーションは)ありますよ。やはり。もっと楽しい、ヒリヒリするような(ポストシーズン進出をかけた)9月を過ごしたい。クラブハウスも、そういう会話であふれるような月になるのを願っています」

年俸55億円の大争奪戦

今季のエンゼルスは、夏までは勝率5割と健闘していた。しかしトラウトやレンドンなど主力打者の離脱が響き、後半は失速。ポストシーズン進出の夢は絶たれた。今のエンゼルスには、大谷が望む勝てる要素がないのだ。

となると、強いチームに活躍の場を求める大谷の移籍も現実味を帯びてくる。果たして、その可能性はあるのか。メジャー事情に詳しいスポーツジャーナリストの友成那智氏が語る。

「スグに移籍することはありません。大谷はエンゼルスと、今年2月に年俸約8億9000万円で2年契約したといわれていますから。ただ、FA権を取得する23年オフにはチームを出る可能性が非常に高い。大谷は現在、メジャーで一番のスター選手です。年俸55億前後で複数年契約という、大争奪戦になるでしょう」

獲得が有力な球団はどこだろう。友成氏が続ける。

「大谷は、二刀流にチャレンジできることを条件にしています。ただ投打で出場し続ければ当然、故障のリスクが高まる。肩を痛めるなどして打者に専念することになれば、資金力のあるヤンキースが最右翼でしょう。ヤンキースは二刀流を認めていないようですが、打線は右打者が大半。大谷のような左の強打者は、ぜひとも欲しいはずです」

ケガなく二刀流を続けられる場合を想定すると、移籍先には意外な球団が浮上する。

「通常、メジャー球団は4人の先発投手を中4日で回しています。しかし大谷が打者併用で出場した際の疲労回復を考えると、中6日が必要になる。それに合わせ、先発投手も6人いることになります。同じシフトを敷いていたチームが、一つだけある。今年8月まで、同じ中6日のローテーションを組んでいたマリナーズです。

マリナーズは過去にイチローや佐々木主浩らが在籍するなど、日本人選手にとても理解のある球団です。大谷は入団の条件の一つに、日本人選手がいないことをあげています。マリナーズには現在、菊池雄星がいる。しかし菊池は今季、前半は良かったんですが後半は1勝6敗とボロボロ。防御率も毎年5点前後と、首脳陣の信頼を得ていません。大谷がFA権を獲得する23年までに、放出されるでしょう。大谷にとって、理想的な球団なんです

勝てない球団でも、投打の軸になっている大谷。強豪チームへの移籍が決まれば、さらなる活躍が望めるかもしれない。

  • 写真共同通信社

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