「打ち子」で客誘惑 年商21億円の売春クラブ「ヤバすぎる手口」 | FRIDAYデジタル

「打ち子」で客誘惑 年商21億円の売春クラブ「ヤバすぎる手口」

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
50人ほどの「打ち子」を使い売春ビジネスをしていた栗木容疑者。年間の売り上げは21億円にのぼった

「最近カレシと別れた」

「スグ関係を持ちたいです」

出会い系サイトやマッチングアプリで、客を募っていたのは女性ではない。書き込みをしていたのは、「打ち子」と呼ばれる男性従業員だったーー。

警視庁は9月29日までに、派遣型売春クラブのリーダー栗木駿容疑者(25)やスタッフ13人を、売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕した。クラブはサイトを通じ男性客を募集。1年間の売り上げは、21億円を超えていたという。

「栗木容疑者らは、SNSに『闇バイト募集』と書いて『打ち子』を集めていました。仕事内容を聞いてためらうようだと、『罪にならない。メッセージを打つだけだから大丈夫』と言って安心させていたそうです。集まった『打ち子』は50人以上になるとか。彼らはサイト上に思わせぶりな書き込みをし、男性客を募っていました。女性が直接客を勧誘すると売春防止法に抵触するので、『打ち子』を使っていたんでしょう。

栗木容疑者は、都内に5つの事務所を持っていました。サービスをする女性は、面接で採用していたそうです。『本番は大丈夫か』と確認してね。『打ち子』のメッセージで連絡してきた男性客に、ネットカフェなどで待機している女性を引き合わせます。たいがいは新宿や渋谷、町田など繁華街の路上でした。女性への指示は事務所から出していましたが、メッセージは1時間以内に消える設定になっていたそうです」(全国紙社会部記者)

性病検査したいと20万円請求

栗木容疑者は、女性たちに1回2万から2万5000円で性サービスをさせていたとされる。取り分は女性が半分ほど。「打ち子」は約3000円を得ていた。中には、卑劣な手口もあったという。

「女性に『ずっとおつき合いしたい』などと、思わせぶりなことをしゃべらせるんです。『そのためにちゃんと性病検査を受けたい』と言って、男性客に20~30万円を請求したケースもあるとか。もちろん女性はカネをもらうだけで、検査は受けていませんよ」(同前)

なぜ栗木容疑者らのクラブは、1年間で21億円もの売り上げを出せたのだろう。元神奈川県警の刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が解説する。

「男女の心理を、うまく利用したからです。若い女性、特に女子学生は、新型コロナウイルスの影響で営業自粛となった居酒屋やカフェでのアルバイトができません。おカネに困っているんです。だからといって、店舗型の風俗で働くのはリスクが高い。出勤記録が残りますし、客への案内用に写真も撮られるでしょう。親や学校にバレる恐れがあります。

出会い系サイトを利用すれば、リスクはかなり低くなります。自分で『誘い文句』を書くのは後ろめたさがあるでしょうが、『打ち子』が送るなら心理的負担も少ない。全部セッティングされているため、比較的ハードルは低いハズです。中には東大や早慶、医大生など、高学歴の女子学生もいたと聞いています」

男性客にとっても都合が良いと、小川氏は続ける。

「風俗店に足を運ぶのは人の目があり、男性客にとってもハードルが高いでしょう。しかしサイトで出会った女性となら、『風俗』というイメージが薄まり、あくまで男女の自由恋愛という印象を受けます。男性客としても、気軽に対応できるのです」

男女の心理につけ込み、多くの客を募っていた売春クラブ。リーダーの栗木容疑者は、「証拠がないので言いたくない」と容疑を否認しているという。

  • 撮影蓮尾真司

Photo Gallery1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事