元韓国分析官が指摘!金正恩 「影武者説」その根拠 | FRIDAYデジタル

元韓国分析官が指摘!金正恩 「影武者説」その根拠

元韓国分析官が指摘 最高指導者の警護組織である「974部隊」傘下、 通称「代役研究所」に影武者が常駐

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9月9日の軍事パレードで閲兵する金氏とされる人物。2枚目の写真(関連画像)と比べスリムで若返ったように見える
’20年10月に行われた党創建75周年の軍事パレードを見守る金氏。1枚目の写真の人物と見比べると別人のようだ

「軍事パレードに現れた金正恩(キムジョンウン)氏は、影武者である可能性が非常に高い。金氏の年齢は40歳近いはずですが、パレードに出席した人物には20代の若々しさがありました。まったくの別人に見えます」

こう語るのは、拓殖大学主任研究員の高永喆(コウヨンチョル)氏だ。高氏は元韓国・国防省情報本部の分析官で、北朝鮮のさまざまなデータや報道を解析してきた、朝鮮半島情勢を読み解くプロである。

9月9日に行われた、北朝鮮建国73周年の記念式典。高氏の指摘通り、金氏の変貌ぶりに世界中が驚かされた。スッキリした頬(ほお)や首、サイズが合わなくなったのか風にはためくズボンの裾(すそ)――。以前より、明らかに激ヤセしている。

「韓国の国家情報院によると、今年5月時点で金氏の体重は約140㎏でした。建国記念式典に出席するまでに、10〜20㎏ヤセたとみられます」(韓国紙記者)

あまりの激変ぶりに、噂されるのが「影武者説」だ。前出の高氏は、式典に出席したのは影武者だったと推測する。

「最高指導者を特別警護する、『974部隊』という部署があります。その中には、通称『代役研究所』といわれる秘密組織があるんです。在籍した脱北者の証言によると、同研究所には12人の影武者が常駐しているとか。研究所の整形や化粧の技術は、世界でトップレベル。プロでも、なかなか本物との見分けがつきません。状況に応じて、12人の影武者を使い分けているようです」

高氏は、影武者が登場するのは主に二つのケースがあると考える。一つは地方視察や大規模な式典に出席し、暗殺の可能性がある時。二つ目は、病気などで本人が長期療養を強いられる時だ。

「昨年4月、金氏の動静が1ヵ月ほど不明になりました。翌5月の地方の工場視察に金氏とされる人物が現れましたが、別人の可能性が高い。影武者は本物と耳の形が微妙に違い、鼻の穴が微(かす)かに上向いているんです(下の写真参照)」

9月9日に行われた軍事パレードでは、これまでと大きく違う点があった。

「朝鮮労働党書記の趙甬元(チョヨンウォン)氏がパレードを統括し、別の党書記が演説したことです。金氏を差し置いて、部下が話をするなど通常はありえません」(同前)

高氏はこうした異変を受け、起こりうる事態を示唆(しさ)する。権力の移行だ。

「考えられるのは、党の権力掌握でしょう。党書記が前面に出て、主導権は自分たちに移ったとアピールしようとしたのかもしれません。今までの影武者と違う、明らかな別人を使い、もう金氏は指導者ではないと主張したと思われます。一方で、北朝鮮人民の金ファミリーへの心酔ぶりは強い。仮に金氏が失脚したとしても、いきなり発表しては反発が大きいはずです。統治をスムーズにするため、しばらくは影武者が出続けるでしょう」

次のポイントになるのが、10月10日に行われる党創建76周年の記念式典だ。高氏は、ここでも明らかに本人と違う影武者が登場すれば、金氏失脚の可能性がさらに高まると考える。

【左】’15年1月。右と比較すると鼻のふくらみ幅がやや横に長いように見える。【右】’15年4月。左と比較すると鼻の穴が上を向いているのがわかる
【左】’20年7月。耳たぶが肉厚で偽物の写真と比べると短い。全体がやや外側向きだ。【右】今年9月。「本物」と比べ耳たぶは長く形状も違っている

『FRIDAY』2021年10月15日号より

  • 写真KNS/KCNA/APF/アフロ KCNA/新華社/アフロ

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