眞子さまPTSD公表でテレビ局の報じ方に現れた「変化と苦悩」 | FRIDAYデジタル

眞子さまPTSD公表でテレビ局の報じ方に現れた「変化と苦悩」

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10月に小室圭さんとご結婚する眞子さま(写真:AFLO)
10月に小室圭さんとご結婚する眞子さま(写真:AFLO)

驚きの告白だった――。

10月26日に小室圭さんと結婚する秋篠宮家の長女・眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されていることがわかった。1日、宮内庁が会見の中で明らかにした。

会見に同席した秋山剛・NTT東日本関東病院品質保証室長は、眞子さまについて、

「自分自身と家族、結婚相手と家族に対する、誹謗中傷と感じられる出来事が長期的に反復され、逃れることができないという体験をされた」

と説明。眞子さまは‘18~‘19年ごろからバッシングにより、人間としての尊厳が踏みにじられていると感じるようになったという。恐怖がフラッシュバックすることもあり「幸福感を感じるのが難しい状態にある」とした。

症状を改善するために挙げたのは、誹謗中傷をやめること。秋山室長は

「周囲の方々の温かい見守りがあれば、健康の回復は速やかに進むと考えられる」

と証言した。

ネット上では突然の発表に戸惑う声も広がっているが、報道番組やワイドショーを抱えるテレビ各局は至急対応を迫られたようだ。民放キー局の情報番組ディレクターが明かす。

「ひと言で言えば、小室さんへの露骨な批判や過剰な表現は控えるようになった。眞子さまについてももちろん同様です。一時金辞退や入籍日など、確定情報を元に議論するならいいが、話が飛躍しすぎるのはNG。“公器”であるテレビは、このあたりの変化に対応せざるを得ない。しかも今回は対象が眞子さまです。局上層部からも細心の注意を払うよう通達がありました」

名前は明かさないが、ワイドショーの司会者の中には、眞子さまのPTSD公表を境に体調を気遣うコメントを連発している人もいる。これは当人の意思というよりは、テレビ局全体に「やりすぎ注意」の空気感が急速に広がっているからだ。

「テレビでは小室さんと眞子さまの結婚を“純愛”と形容し『ここまで貫かれては幸せを願うしかない』という論調に変わりつつあります。それを『忖度』と言われてしまえばそれまでだが、現場も苦悩している。さまざまな考慮があったうえでの措置だといえるでしょう」(同・ディレクター)

国民のなかには、依然として小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルや遺族年金問題などの真相解明を求める声もあり、彼ら彼女らとメディア報道との乖離は広まっている。

「やはりテレビが恐れているのは、BPO(放送倫理・番組向上機構)やお国が動くことです。昨今、いじめを誘発するという理由でテレビに対する締め付けは厳しくなっている。小室圭さんの件もまさにそれで、局は多少空気を読みながら番組を制作するしかない」(テレビ局関係者)

ネット上ではこうした状況について批判が集まりがちだが、それはお門違いだろう。そうせざるをえないほど、宮内庁の発表は深刻なものであった、ということだ。

「眞子さまは本当に心を痛めていらっしゃり、心配した周囲がPTSD公表を促したそうです。それがマイナスの効果になった部分もあるようですが、それも含めてとにかく関係者は心を痛めているそうです」(宮内庁関係者)

とはいえ、国民のなかには昨今報じられたことについて「直接の説明を小室さんから聞きたい」という声もある。26日には小室さんと眞子さまが揃って記者会見を行う予定となっている。眞子さまの体調がすぐれないのだから、ここは小室さんの口から一連のトラブルに関して説明してもらいたいところだが…。

「先手を打つように、先日、佳代さんに代わり小室さんが元婚約者男性と交渉を行うと一方的に発表されました。これによって、金銭トラブルの当事者は佳代さんから小室さんに代わり、会見でそのことを聞かれても『現在交渉中であり、詳細については控えさせていただきます』と言えるようになった」(ワイドショー関係者)

これでは国民が納得する答えは期待できそうにないが…。そのとき、テレビやメディアはその会見をどう報じ、どう評価するのだろうか――。

  • 写真Motoo Naka/アフロ

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