小6タブレットいじめ自殺事件 元校長がひっそり「栄転」していた | FRIDAYデジタル

小6タブレットいじめ自殺事件 元校長がひっそり「栄転」していた

東京都町田市発 GIGAスクール構想を推進した元校長が渋谷区教育長に

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9月14日、いじめ事件の経緯を文科省に説明する町田市教育委員会の担当者ら。1年弱経って、事件が明るみに出た(写真:共同通信)

「同級生がタブレットのチャット機能を使って、亡くなった女子児童のことを『きもい』『死んで』などと書いていたことがわかっています。支給されていたタブレットはパスワードが容易に特定できるようになっているなど、管理体制があまりに杜撰(ずさん)だったのです」(全国紙記者)

昨年11月末に東京・町田市の市立小学校に通っていた6年生の女子児童(当時12)が自殺していたことがわかったのは、9月13日のこと。同校は、政府が打ち出した「GIGAスクール構想」の先進校だった。そのため、通常の学校より1年弱早く、児童らにタブレット端末が配布された。これがいじめの温床となった。

「同校の校長だった五十嵐俊子氏(60)は、現在のGIGAスクール構想につながる懇談会に創設時から参加するなど、同構想の推進者として知られていました。にもかかわらず、端末の杜撰な管理によっていじめが助長されてしまった。遺族の要望がありながら、校長は今年1月中旬まで児童らにもいじめの公表を行わず、教育委員会にも2月中旬まで報告していなかったのです」(同前)

実は五十嵐氏は今年3月末に定年退職し、4月からひっそりと渋谷区の教育委員会の教育長に「栄転」していた。渋谷区議の堀切稔仁氏が語る。

「教育長は副区長級の要職で、計26の区立小中学校、約8800名の生徒の安心、安全を守る立場です。年収は1500万円ほどになる。五十嵐氏が初めて遺族宅に弔問に訪れたのは今年2月24日なのですが、これは彼女の教育長への任命の同意を求める議案が区議会に提出された日なのです。『自分の栄転が決まったので、安堵して訪問したのでは』と言われています」

都内の自宅近くで五十嵐氏を直撃したが、「迷惑です」「やり方がフェアじゃない」と言いながら、走り去っていった。

「ご栄転」の前に、果たすべき責任があるのではないか。

本誌記者が女子児童の件について直撃すると、何も答えず走り去った(撮影:濱﨑慎治)

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