驚愕…!カルロス・ゴーン「レバノンで大臣就任計画」本当の狙い | FRIDAYデジタル

驚愕…!カルロス・ゴーン「レバノンで大臣就任計画」本当の狙い

海外メディアに「脱走劇」について自慢気に語るなどアピールに必死 逃亡先の産業大臣との秘密会合の写真を入手!

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「産業大臣にしてほしい」

10月上旬、ベイルート郊外の村でオリーブ狩りを楽しんだ。ワイナリーを買い取るなど悠々自適の生活を送る

上の写真は、今年10月上旬に撮影されたカルロス・ゴーン(67)の最新の姿である。’19年12月に日本から逃亡して以降、ゴーンはレバノンの首都・ベイルートで暮らしているが、この日はキャロル夫人と共に郊外の村へオリーブ狩りにお出かけ。枝切り鋏(ばさみ)を持って笑みを浮かべている様子からは、レジャーをたっぷり楽しんだことが窺(うかが)える。

相変わらず悠々自適の生活を続けているゴーンだが、日本の司法当局は一貫してレバノンに対して身柄の引き渡しを要求しており、今年7月に逃亡協力者に有罪判決が下るなど周囲には動きがある。なぜ、これほど余裕なのか。どうやらその背景には、ゴーンが引き渡しを避けるために進めている「秘密計画」があるようだ。ゴーンの知人が明かす。

「今年8月下旬に、ゴーンはレバノンのイマド・ホッバラ産業大臣と会談の機会を持つことに成功しました。ゴーン側から熱心にアプローチがあったと言われています」

レバノンでは昨年8月にベイルート港で起きた爆発事故の責任を取り、内閣が総辞職した。ようやく新内閣が発足したのは今年9月のことだ。1年以上に及ぶ空白の間、ホッバラ大臣は「暫定大臣」としてレバノンの経済を支えてきた。つまりゴーンは、新内閣が発足する直前にホッバラ大臣との会談の機会を得たわけだ。目的はズバリ、自身の売り込みである。知人が続ける。

「ホッバラ大臣とゴーンの会談は大臣室で開かれ、レバノンの産業政策をはじめとして幅広い意見が交わされました。そのなかでゴーンは、ホッバラ大臣に対し直接、『発足する新内閣で自分を産業大臣にしてほしい』とアピールしたのです。実際、レバノンでは議員でなくても、民間登用という形で大臣に就任している者が少なくありませんからね。

終了後に行われた共同スピーチでは、ホッバラ大臣がゴーンのことを『彼以上に産業大臣にふさわしい人物はいない』とコメントしています。ゴーンも終始満足げな表情でした」

日本からの逃亡以来、ゴーンは大臣就任計画に熱心に取り組んできた。昨年9月には、レバノンの実権を握るキリスト教マロン派へ近づくためにマロン派のホーリースピリット大学への支援を表明。今年3月には同大学でビジネスセミナーを開き、日産時代に築いた人脈を生かして世界的自動車メーカーの現役トップを講師に招くなど、自分の実力を誇示した。さらに6月には、アラブの放送会社や英BBCと協力して制作した自身のドキュメンタリー映画を公開し、ビジネスマンとしての有能さを宣伝してきた。

「国際指名手配を受けている以上、レバノンから出国すれば即逮捕となる可能性は高い。しかし、不逮捕特権のある大臣になれば堂々と出国できると、ゴーンは考えているのです。問題はどの大臣になるかですが、日産を建て直した経験からすれば産業大臣への就任が最もあり得る。ホッバラ大臣との会談を計画したのもそのためです」(同前)

大統領選への準備もある

そして、今年9月に発表されたレバノン新内閣の顔ぶれ――。そのなかに、カルロス・ゴーンの名前はなかった。産業大臣に就任したジョージ・ブージキアン氏は、レバノンとカナダの二つの国籍を所持。国際ビジネスを展開するなど、ゴーンと似た経歴の持ち主だ。

それでも、ゴーンは大臣就任計画をまったく諦(あきら)めていないという。

「ゴーンからすれば、9月の新内閣ですぐに大臣に任命されることはないだろうと予測していました。しかし来年6月には国会議員の選挙があり再び組閣が行われる可能性が高い。そこに狙いを定めているんです。驚くべきことに、それでもダメなら来年12月に予定されている大統領選に立候補する準備もあるようです」(同前)

大臣就任に執念を燃やすゴーンだが、カネ持ちが保身のために動いているということが透(す)けて見え、肝心のレバノン国民からの支持はイマイチ得られていないという。日産時代から問題視されていた独善的な性格は、逃亡生活を送る今も変わらないようだ。

イマド・ホッバラ産業大臣との会合の様子。ゴーンは自身の経験を熱くプレゼンし、大臣就任へ猛アピールした

『FRIDAY』2021年10月22・29日号より

  • 撮影RAMZI Mansour(2枚目)

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