眞子さま結婚会見「外国人特派員も出席」でさらに高まる緊張感
歴史的な記者会見になりそうだ――。
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚記者会見が結婚当日の10月26日午後、都内のホテルで行われることが宮内庁から発表された。
宮内庁の皇嗣職が会見を仕切り、宮内庁の取材を担当する宮内記者会のほか、日本雑誌協会と日本外国特派員協会の記者も代表で出席。撮影は、それぞれの団体の代表が行うという。
これに驚いたのはマスコミだ。これまで2人の会見は従来の皇室スタイルを踏襲し、事前収録、事前質問のいわば「デキレース」で行われると見られていたからだ。
それがまさかのオープン会見、それも雑誌協会と外国特派員協会の代表者まで同席可能となったのだから、異例と言わざるを得ない。
「こういう時の海外メディアの質問は、いい意味で空気を読まないところがある。小室家の金銭トラブルのほか、本来結婚会見では出ないはずの母・佳代さんに関する質問も飛ぶことが予想されます。
ポイントとなるのは、会見を仕切る宮内庁の皇嗣職がどこまで許容するかという点。下手に制止すれば逆効果となるだけに、さじ加減が難しいでしょう。もしかしたら、芸能人のような“ガチ”会見になる可能性も…」(皇室ジャーナリスト)
会見場所も皇室関連施設ではない都内のホテル。ネット社会となったいま、一般人でも特定は容易で、当日は会場周辺に人が集まり大混乱が生じる可能性もある。
「結婚反対のデモ行進があったばかりですから、当日の警備はかなりの規模になるのでは? 何も起きなければいいのですが…」(ワイドショー関係者)
異例措置の背景にあるのは、眞子さまの父・秋篠宮殿下の「覚悟」があるという。ある宮内庁OBは、
「国民の納得を得られぬままの結婚には反対だったが、最終的には根負けした形。ならば、最後に2人でケジメをつけるよう望まれたのかもしれません。祝福どころか、突き放したように映るのは、父としても、皇室の一員としても忸怩たる思いがあるからではないでしょうか」
と話す。
一方で、“予定調和”を拒否したのは、ほかならぬ眞子さまだったのでは…という情報もある。眞子さまは小室さんとの結婚にあたり、一般の結納に当たる「納采の儀」や、皇籍離脱後の一時金支払いを辞退した。これは世間の空気を読んで仕方なく…といったわけではなく、眞子さま本人の意向なのだという。
「眞子さまは一本芯の通った女性で、先のことまで計算している。逆に小室さんは眞子さまのアドバイス通りに動いているという話もある。
会見が予定調和で終われば、世間の逆風は一層強くなる可能性もある。複雑性PTSDと診断された眞子さまの体調だけが心配ですが、2人でこの難局を乗り越えるつもりなのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
4月に小室さんが公表したA4用紙28枚に及ぶ説明文書でも、眞子さまは主体的に関わり、小室家が抱える金銭トラブルの解決策を模索していた。昨年11月に宮内庁を通じて
「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」
と異例のコメントを出したことでも、結婚に対する並々ならぬ決意を感じさせる。
現在、小室さんは隔離期間を終えたあとも神奈川・横浜市内の自宅マンションに滞在している。一部報道によれば、記者会見に向け、想定問答を繰り返しているという。
「帰国後、眞子さまと直接面会はしていないが、SNSや電話でやりとりは続けているそうです。眞子さまが質疑応答のレクチャーをしているのかもしれません」(テレビ局関係者)
世紀の会見で2人は何を語るのか――。日本中の注目が集まる。
写真:代表撮影/ロイター/アフロ