波瑠 上野の駅前デッキで撮影中に放った「圧倒的オーラ」
上野 18時10分
|芸能
9月下旬のとある夕方。上野駅前(台東区)のデッキでは、仕事を終え、家路を急ぐサラリーマンたちが足を止め、驚いたように一点を見つめていた。その視線の先にいたのは、ショートカットの女性。女優の波瑠(はる)(30)だ。
何かの撮影だったのだろう。スタッフとともにやってきた波瑠は、用意された椅子に座ることも、スタッフと雑談することもなく、静かに撮影が始まるのを待っていた。開始前の精神統一なのだろうか。胸に手を当て、空を仰ぐ様子も見られた。
辺りが暗くなり始めた夕方6時過ぎ、ようやく撮影が始まった。波瑠は女性3名、男性1名とともに、カメラの前に立ち、輪になって何かを相談するシーンを撮っていた。
「波瑠は孤高の人で、現場でも共演者とワイワイすることはありません。だから、キツイ性格だと思われがちなのですが、実際は人見知りなだけです」(芸能プロ関係者)
彼女の凛とした佇(たたず)まいは、カメラの前だけではないのだ。
『FRIDAY』2021年10月22・29日号より
- 撮影:近藤裕介