激ヤセ、影武者説の次は…金正恩「顔面Tシャツ公開」驚きの理由 | FRIDAYデジタル

激ヤセ、影武者説の次は…金正恩「顔面Tシャツ公開」驚きの理由

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国防発展展覧会の会場を訪れた金正恩氏。背後には珍しい軍服姿の写真が(画像:KNS/KCNA/AFP/アフロ)

筋肉質の大柄な男性が、素手で瓦を次々に破壊。粉々になったガラス片の上に、上半身裸で寝転がり大声をあげ気合を入れるーー。

10月11日から北朝鮮で始まった、国防発展展覧会「自衛ー2021」。朝鮮人民軍兵士の派手なパフォーマンスを、指導者・金正恩氏は軍幹部らとともに拍手を送りながら見学した。

同展覧会は、北朝鮮の最新兵器を紹介したイベントだ。展示されたミサイルは、新型の「火星ー16」など20種類以上。30mmロケット砲や軍事用トラックなど、数多くの軍事関係アイテムが公開されている。

「北朝鮮で、兵器の大規模な展覧会が開催されるのは初めてのことです。今年は、金正恩氏が最高指導者になってから10年になる記念の年。いかに北朝鮮の軍事力が発展したか、国内外にアピールする狙いがあるのでしょう」(韓国紙記者)

北朝鮮メディアは連日、同展覧会の盛況ぶりを宣伝している。10月14日の朝鮮中央通信は、こう誇らしげに報じた。

〈国防発展展覧会には、我が国家の屈強な軍事力が凝縮されている。社会的関心が高まる中、観覧の人波が絶えることはない〉

軍服姿の写真を掲げた意図

楽団員が着ていた「金正恩Tシャツ」(朝鮮中央テレビより)

気になるのは、最近、変貌ぶりが話題となっている金正恩氏の動向だろう。9月9日に行われた建国73周年の閲兵式には、激ヤセした姿で登場した。首や頰の肉が落ちてスリムになり、40歳前とは思えない若々しさ。別人のような変わりように、影武者説まで噂されている。

「今回の展覧会でも、注目すべき珍事が2点ありました」

こう話すのは、朝鮮半島情勢に詳しい『デイリーNKジャパン』編集長・高英起氏だ。

「1点目は、会場に軍服姿の金正恩氏の巨大な肖像写真が掲げられたことです。これまで金氏は、軍服で公の場に現れたことはありません。軍服姿の写真は以前にも公開されましたが、今回出したタイミングが気になります。指導者として10年の節目を迎え、新型コロナウイルスの感染拡大や経済停滞などの危機を乗り越えてやるという、強い意志の表れでしょう」

2点目の珍事には、さらに驚かされる。

展覧会の開幕セレモニーには、金氏だけでなく妹の金与正氏ら女性幹部も出席していた。その横で、楽団員たちが盛大に音楽をかなでていたのだが……。

「楽団員が着ていたTシャツに、人の顔がプリントされていたんです。放送した朝鮮中央テレビの映像を見ると、金正恩氏の顔のようでした。北朝鮮では最高指導者の顔が印刷された教科書や本は『1号出版物』と呼ばれ、真っ先に保護すべき対象です。新聞などは、顔に折り目がつかないように独特な折り方をしなければなりません。

『顔面Tシャツ』は公の場で着用されたのですから、金正恩氏が認めた公認グッズでしょう。北朝鮮では、金日成主席や金正日総書記の肖像が描かれたバッジを胸につけることが、人民に義務づけられています。しかし金正恩氏は、あまり好まないのか、バッジをつけるケースが多くありません。自身を神格化するにも、バッジのような古い方法はとらない。海外のファッションにも大きな関心があるとされる、金氏ならではの現代的アピールだと思います」(高氏)

北朝鮮の規定に従えば、金正恩氏の「顔面Tシャツ」も取り扱い厳重注意な「1号出版物」に当てはまる。洗濯や畳み方を間違えれば重刑を科せられるのだから、着ていた楽団員も気が気でないだろう。

  • 写真KNS/KCNA/AFP/アフロ

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