中田翔や丸の不振だけじゃない…巨人の急失速を招いた「異例人事」 | FRIDAYデジタル

中田翔や丸の不振だけじゃない…巨人の急失速を招いた「異例人事」

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9月以降はベンチで浮かない表情が多かった巨人・原監督(画像:共同通信社)

9勝25敗7引き分けーー。

9月3日に行われた阪神との首位攻防戦以来、巨人は大きく負け越した。優勝争いから離脱し、クライマックスシリーズ(CS)進出は決めたものの借金を抱えてシーズン終了。一時は4位の広島に猛追され、Aクラス維持も危ぶまれた。急失速を招いた要因は、なんなのだろうか。

「とにかく打てない。9月3日からの約1ヵ月半で、1点しかとれなかった試合が5試合。完封に抑えられた試合が7試合もあるんです。投手陣がいくらふんばっても、これでは勝ちきれませんよ。

打線不振の最大の要因は、8月20日に日本ハムから無償トレードで移籍した中田翔でしょう。巨人は事件を起こした中田を、謹慎期間を終えていない状態で獲得。全権を委任された原辰徳監督の決断とはいえ、本人も周囲も相当とまどいがあったと思います。巨人ナインは日ハムで『大将』と呼ばれた大物にどう接していいかわからず、中田も『本当に試合に出ていいの?』という心境だったでしょう。

今季の中田は、日ハム在籍時から打率1割台と絶不調。そのうえトラブルを起こしているのですから、環境を変えたからといって、いきなり活躍できるハズがありません。案の定、巨人でも中軸を任されながら凡打の山。打線の流れを完全に止めてしまい、1軍2軍を行き来する状態でした」(球団関係者)

謎の3軍「降格」

打線の流れを悪くしていたのは、中田だけではない。

「丸佳浩の不振も大きい。昨年は打率.282、31本塁打と活躍しましたが、今年は2割台半ばで三振は120とチーム最多。一時は2軍降格し、打線の勢いにブレーキをかけていました。

気になるのが出塁率の悪化です。18年にはリーグトップの.468を記録しましたが、翌年から.388、.375、今年は3割台中盤と低迷。年齢も30代に入り、選手として岐路に立っているように感じます」(スポーツ紙担当記者)

巨人には、規定打席に達した3割打者がいない。長打に頼らざるを得ない、苦しい状況なのだ。

チームの低迷は、選手の責任ばかりではない。ある異例人事も、大きく影響しているという。

「広島やヤクルトなどで指導経験の豊富な、石井琢朗・1軍野手総合コーチの3軍への異動です。10月5日に原監督は、阿部慎之助・2軍監督を1軍作戦コーチに、二岡智宏・3軍監督を2軍監督代行に移し、大きなテコ入れをしました。その一環で石井コーチも3軍へ。決して、石井コーチに問題があったワケではありません。1軍から3軍までを『ワンチーム』と考える原監督とすれば、首脳陣の入れ替えで刺激を与えたかったのでしょう。

しかし一般的に考えれば、3軍への異動は『降格』です。石井コーチは、広島時代から丸が指導を受け信頼するなど、選手からの人望がとても厚い。技術だけでなくメンタル面のアドバイスもし、選手一人一人へ丁寧に優しく接していました。選手と首脳陣の、良きパイプ役だったんです。

代わりに1軍へ上がった阿部も有能なコーチですが、熱血指導で石井コーチとは真逆のタイプ。チームに動揺が広がったのではないでしょうか」(同前)

3年ぶりに優勝を逃した巨人。波紋を呼ぶ決断を下した原監督は、CSで下克上を成し遂げられるだろうか。

  • 写真共同通信社

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