“迷惑男”へずまりゅう氏 山口補選「秒速落選」で次なる一手 | FRIDAYデジタル

“迷惑男”へずまりゅう氏 山口補選「秒速落選」で次なる一手

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参院選山口選挙区補選に立候補したへずまりゅう氏。6800票余りで”秒殺”だったが…

参院山口選挙区補選が10月24日投開票され、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)から立候補した元迷惑系ユーチューバーの“へずまりゅう”こと原田将大氏が“秒速”で落選した。

投票が締め切られた午後8時に速報で結果が判明。自民党の北村経夫氏が7割を占める30万7894票で圧勝し、次点の共産党の河合喜代氏が9万2532票を獲得した。

へずま氏は最下位。36・5%という低投票率も災いしてか、得票率約1・7%の6809票に沈んだ。へずま氏は開票直後に北村氏の当選と自身の得票の低さに「なんかこれは」とツイートしていたが…。

そもそもハナから当選の確率はゼロに等しかった。7日の告示日、山口県庁前でマイクを握ったへずま氏は

「山口県知事、ゴメンなさいでした!」

と第一声。昨年、新型コロナに感染した状態で県内を移動し、村岡嗣政知事から

「何てことをするんだ!」

と激怒された。それに対するアンサーだったようだが、県民の目はシビア。10日には周南市のJR徳山駅前での街頭演説中、女性から難クセをつけられ、マイクで小突かれた。へずま氏は警察に通報し、女性と同行していた男性が警察で事情聴取されたという。

「県民は怒りを通り越して、あきれ返っていました。興味本位でのぞくのは選挙権のない子供や若者ばかり。まぁ、本人も関心を向けてもらえたなら問題はないのでしょうけど…」(地方紙記者)

対照的にユーチューバーからは人気だった。下関ではユーチューバーがカメラ片手にやってきて、へずま氏に記念写真のお願い。同氏は代名詞であるメントスとコーラを手に持ち、笑顔でそれに応じた。

「まだ無名のユーチューバーの狙いはへずま氏との“コラボ動画”で再生回数を稼ぐこと。ただ、へずま氏はユーチューブ運営元から目をつけられているので、彼の映像をあげると登録者の少ないチャンネルは巻き添えでBAN(削除)される可能性がある」(スポーツ紙記者)

選挙最終日の23日、へずま氏の姿は山口県ではなく、東京にあった。公選法では選挙区外での活動も認められており、へずま氏は「ほかの候補にハンデをやる」と宣告。選挙戦最終盤にも関わらず山口を出発し、広島や大阪、名古屋、静岡と行脚し、最終日は東京の渋谷、秋葉原で街頭演説を行った。

「まともな人からすれば『選挙をナメるな!』となるでしょうけど、へずま氏の狙いは徹頭徹尾“売名”ですからね。実際、ニュースサイトではへずま氏の動向が報じられ、全国ニュースにもなった。

投開票日も話題をかっさらったのは、へずま氏の“瞬殺ぶり”でした。本人としては『してやったり』でしょう」(同・スポーツ紙記者)

得票6809票は圧倒的最下位だが、見方を変えれば、あれだけ“やらかした”男に6800票余りが投じられたのだから「本人が前向きになるきっかけを与えた」(へずまの関係者)とも解釈できる。

へずま氏は公約として、1万票いかなかったら「SNS引退」を掲げていたが、そもそも自身でユーチューブチャンネルは持てない男。ツイッターも改名して別アカウントを設けるなど、やりようはいくらでもある。

それどころかNHK党の立花孝志氏は、来年2月の山口県知事選、そして来夏の参院選に再びへずま氏を擁立しようと画策。今回落選したからといって、へずま氏が“隠居”することはありえないようだ。前出のスポーツ紙記者によれば、

「出馬にあたり、父親から『このバカヤロー!』と“勘当”されたそうです。失うモノがないので、やりたい放題なのです」

と語る。この男に「反省」の二文字は存在しないのかもしれない。

  • 写真共同通信

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