フジ小山内鈴奈アナ「青森出身の新人アナ」がレギュラーを掴むまで

2021年11月03日

笑顔で男性スタッフから出番直前のヘアセットを受ける小山内アナ。飾らない人柄から社内の評価も高いという

「くすぐったい〜！」

８月下旬、フジテレビ前で笑顔をハジけさせていたのは小山内鈴奈(おさないれいな)アナ(25)だ。お天気リポートの出番前、男性スタッフによるヘアセットがくすぐったかったのか、小山内アナは腰をくねらせ、なぜか爆笑。撮影クルーもつられて、笑みを浮かべていた。飾らない人柄が入社１年目で『めざましテレビ』レギュラーを勝ち取った秘訣なのだという。

「小山内アナは青森県出身で、弘前大学卒業という変わりダネ。『めざまし』に抜擢(ばってき)された理由は〝素朴さ〟です。フジテレビに採用された新人アナの多くは『めざましファミリー』になりたいと思っています。ただ、どうしても〝めざまし色〟がつき、話し方や表情が似てきてしまう。そのため、かねてから番組の〝マンネリ化〟が懸念されていました。

そこでギラついたところがまったくなく、〝色〟がついていない小山内アナに白羽の矢が立ったというわけです」（フジテレビ関係者）

フジテレビプロデューサーもこう証言する。

「そもそも青森では『めざまし』は放送されていないんです。小山内の面接を担当した軽部真一アナ(59)を〝会社のお偉いさん〟だと思っていた話はもはや社内では伝説になっています（笑）。いい意味でテレビ業界をまったく知らないんです。実は採用当時から『めざまし』レギュラーにする話は出ていましたよ」

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