兄・正恩よりヤバイ…!金与正が幹部を8人連続処刑した戦慄の事情 | FRIDAYデジタル

兄・正恩よりヤバイ…!金与正が幹部を8人連続処刑した戦慄の事情

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クーデター報道まで出た金与正氏。国内外の影響力は増している(画像:アフロ)

北朝鮮の指導者・金正恩氏が妹・金与正氏に殺害されたーー。米国『グローブ』誌の最新号が、衝撃的な報道をしている。与正氏が政権を転覆し、兄を抹殺したというのだ。同誌は、こう報じている。

〈金正恩氏は、今年5月から6月の間にクーデターを起こした金与正氏により殺害された。6月以降姿を見せなかった正恩氏が、9月の建国記念日イベントに突如現れたが影武者だ。米国防総省関係者によると、顔面認証解析により金正恩氏でないという事実を把握した〉

報道を受けた韓国の国家情報院は、10月24日に反論する。

「『グローブ』誌の記事は、『まったくの事実無根』という立場を表明しています。正恩氏は9月に突然登場したわけでなく、8月の青年節にも姿を見せている。正恩氏の周辺で、最近目立った動きは見られないとも強調しています」(韓国紙記者)

健康不安や影武者説……。激ヤセして印象が変わった正恩氏には、真偽不明の噂が絶えない。さらに今回は、与正氏によるクーデター情報まで出た。報道の背景には、どんな事情があるのだろうか。『デイリーNHジャパン』編集長・高英起氏が語る。

「報道はデタラメですが、与正氏が兄に次ぐ実力者と海外でも認識されたことを示唆しています。北朝鮮国内で与正氏は、強権を行使する『恐怖の対象』になっているようです」

「汚い口で吠えたてる野良犬」

昨年11月、ある凄惨な事件が起きた。秘密警察である国家保衛省で、電波探知を担当する幹部8人が、同省が保有する平壌郊外の運動場で処刑されたのだ。命令を下したのは、与正氏だったという。高氏が続ける。

「横領の容疑がかけられた8人は、誤解だと訴えていました。しかし与正氏は、抗弁をいっさい聞かない。情状酌量せず、8人を『党と革命が危機に瀕している時に裏切り行為をした分子ども』だとし、処刑を断行したそうです」

対外的にも、与正氏の強気の言動が続いている。昨年5月に、北朝鮮を非難したビラを散布した脱北者団体を「汚い口で吠えたてる野良犬」と批判。同年6月、韓国と合同で運営していた「南北共同連絡事務所」を爆破する。今年1月には、軍事パレードを皮肉った韓国政府を「特級の愚か者」と切り捨てた。

「北朝鮮のような独裁国家の弱点は、指導者がいなくなれば体制も崩壊しかねないことです。事故や病気、暗殺などで急死した場合、国家としての機能が停止しかねない。与正氏が国内外に強気の姿勢を見せているのは、正恩氏の後継者であることをアピールしているのですしょう。兄同様の危険な存在であり、正恩氏に万が一のことがあれば、引き続き強硬手段をとる用意があると」(前出・高氏)

与正氏は30代前半と言われ、政権を担うには若い。北朝鮮国内では、反発の声も小さくないという。

「反発している人々は、主に二つのグループです。一つは年配の党幹部たち。北朝鮮は儒教の影響を強く受け、年上の人が敬われます。若い与正氏のスタンドプレーに対し、『生意気な青二才』とこころよく思っていない高齢者も多いでしょう。

二つ目が、韓国と敵対するのではなく協力すべきだと考える人々です。北朝鮮は経済制裁や新型コロナウイルスの影響で、深刻な不況に苦しんでいる。経済的に裕福で同族の韓国と手を結び、活路を見いだすべきだと考えている人たちも多くいるんです。南北交流ができれば、暮らしは良くなるはずだと」(同前)

着々と影響力を強めている与正氏。彼女の言動は、海外でも注目の的となっている。

  • 写真アフロ

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