小室圭さん司法試験不合格で漂う「フライング結婚」の無念感
なぜ地に足をつける前に結婚を急いだのだろう――。そんな声が聞こえてきそうだ。
秋篠宮家の長女である眞子さんと結婚した小室圭さんが、アメリカ・ニューヨーク州の司法試験が不合格だったことがわかった。
小室さんが日本で勤務していた弁護士事務所の所長・奧野善彦さんがNHKの取材に対して明らかにした。
《今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません。来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます》
と話したという。
今回の司法試験の受験者数は9227人で、全体の合格率は63%だったが圭さんが卒業した米フォーダム大ロースクールなどの生徒の初回合格率は87%だった。年によっては90%を超えることもあり、小室さんも自信を持って眞子さんとご結婚したに違いない。
「結婚の時期については眞子さんのご意向も強かったとは思いますが、やはり弁護士を目指すのであれば、合格して一人前になってから結婚した方が良かったでしょう。移住して新生活を始めるとなると何かと煩雑なことが多く、多忙を極めるでしょう。来年の2月となると時間がそれほどありません。再び不合格となる可能性も低くないのでは…」(全国紙記者)
日本での司法試験でも合格するのは極めて困難だが、母国語ではない英語で受験するとなると想像を絶するレベルだろう。一部報道では、秋篠宮殿下に会った圭さんは司法試験の出来栄えについても“大丈夫です”と答えたそうだが、結果的には不合格になってしまった。
「事実とは異なるような報告をしたことになりますが、それは結果論。そうならないためにも、秋篠宮さまはせめて司法試験に合格してからという条件を貫き通すべきだったのではないでしょうか。
不合格なら法律事務所の事務職員として働くことになり年収は600万円程度と言われている。マンハッタンの高級住宅地アッパー・ウエスト・サイドの月80万円の賃貸住宅に決まったと報道がありましたが、もっと郊外に住まなければ生活できないのでは。やはり“見切り発車”となってしまった」(NY在住のジャーナリスト)
まさに“フライング結婚”と言っていいだろう。合格してから結婚、のほうがよかったのではないかと、この顛末を残念に思う国民はやはり多いはずだ。
しかし一方で、“結婚しておいて良かった”という見方もできなくはない。小室さんがニューヨークの一等地で生活するには年収600万円ではあまりにも心もとない。
眞子さんも世界三大美術館の1つ、メトロポリタン美術館の学芸員に内定したという報道もあった。そうなれば年収は1500万円程度になるとの話も。2人合わせれば2000万円以上になり、小室さんの助けになるだろう。
「皇族は基本的に倹約を心掛けておられますから、来年2月に小室さんが合格するまでくらいは眞子さんが金銭的にサポートするくらいなんとかなるのでは。小室さんは、とにかく今は次の試験に集中することが肝要ですね」(皇室担当記者)
結婚で一旦報道も落ち着くと思ったが、新婚生活は予想外の波乱の幕開けとなってしまった――。
- PHOTO:船元 康子