秘蔵フォトで振り返る「眞子さま」 皇族として生きた30年の記録
誕生、学習院女子中高時代から、初の公務まで
婚約内定会見から4年――。紆余曲折を経て、眞子さん(30)は夫の小室圭さん(30)と「新たな人生」を歩み始めた。結婚にともない、皇籍を離脱。”普通の女性”として米ニューヨークで新婚生活を始める。眞子さんが皇族として生きた30年を秘蔵写真とともに振り返ろう。
’91年 誕生
’91年、眞子さんは宮内庁病院で誕生。’98年に学習院初等科に入学し、優秀な成績で学習院女子高等科まで進学した。高校2年生時に初の単独公務を果たしている。半世紀にわたり、女性皇族を取材してきた皇室ジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏が語る。
「初の単独公務は上野動物園に『野間馬』という小柄な馬を納めるという行事で、眞子さまはその馬を迎える役目を担っておられました。報道陣は心配そうに見守っていましたが、眞子さまは馬のそばにいて、優しく触って愛(め)でておられました。係の女性も『宮様、全然怖がられないのですね』と、びっくりされていました」
眞子という名には「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」との願いがこめられているという。その名の通り、眞子さんは己の手ひとつで道を切り開いてきた。秋篠宮家関係者が言う。
「一度やると決めたら、最後までやり抜くという意志の強さはお父様ゆずりです。高校卒業後、学習院大学ではなくICU(国際基督教大学)に進学されたのは、将来、一般家庭に嫁ぎ、社会に出たときに学ばれたことを役に立てたいというお気持ちからでした」
決意を新たに「小室眞子さん」は道を切り開いていく――。
’94年 佳子さまご出産見舞い
’96年 幼稚園へ入園
’98年 小学校へ入学
’03年 タイ国王夫妻を訪問
’04年 中学校へ入学
’06年 悠仁さまご出産見舞い
’07年 高校へ入学
’08年 初の単独公務
’11年 成人
’14年 ICUを卒業
’15年 エルサルバドルへ公式訪問
’16年 悠仁さまの運動会を見学
’17年 ブータン国王夫妻を訪問
’17年 婚約報道後も公務に励む
’17年 小室圭さんと笑顔の婚約内定会見
’21年 皇族として最後の公務に臨む
’21年 最後の宮中祭祀に参加
’21年 結婚当日、佳子さまと別れの抱擁
『FRIDAY』2020年11月12日号より
- 写真:宮内庁、JMPA、時事通信社、共同通信社