幹部が続々集結!異様な緊張に包まれた「住吉会」の襲名披露現場 | FRIDAYデジタル

幹部が続々集結!異様な緊張に包まれた「住吉会」の襲名披露現場

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埼玉県内の関連施設に最高幹部らが続々と集結

「警視庁、千葉県警、埼玉県警の私服捜査員が20人ほど敷地内で待機し、厳戒態勢の中で儀式は始まりました」(全国紙社会部担当記者)

関東最大の指定暴力団「住吉会」が、10月20日、埼玉県日高市にある関連施設で、小川修司会長の「襲名披露」を行った。当日はおよそ50台の大型ワンボックスカーが次々と到着。そして、紋付き袴姿の小川会長が現れると、出迎えの組員たちは深々と頭を下げた。

10月20日正午過ぎ、儀式を終えた紋付き袴姿の小川会長が険しい表情で屋外に姿を現した
10月20日正午過ぎ、儀式を終えた紋付き袴姿の小川会長が険しい表情で屋外に姿を現した

「他団体はおらず、身内だけが参加する行事ですので、正確には『襲名披露』ではなく、『会長を継承する杯の儀式』です。前会長である関功代表をはじめ、最高幹部の他、役職付きの親分衆100人以上が集まりました」(住吉会関係者)

儀式は朝10時頃から始まり、2時間ほどで終了。小川会長は参加者の見送りのために建物外に現れたが、多くの組員に囲まれたその様子は、まさに映画『アウトレイジ』の世界そのものだった。

「新会長就任の理由として考えられるのは、やはり組織の若返りです。警察による暴力団への取り締まりが強化される中で、他団体との関係を維持・強化していくには人事の刷新が必要だと関前会長が判断したのではないかと思います。小川会長体制下で、とにかく抗争を避ける路線が続くのではないでしょうか」(同前)

一方で、東京五輪が閉幕し、警察当局の監視も緩んだところで、抗争が起きるのではないかという見方もある。また、六代目山口組との関係性はどうなるのか。

「武闘派で知られる幸平一家加藤連合会の小坂聡会長が、小川会長の下で会長代行に就任しています。稲川会と緊張関係にある幸平一家の現場の組員たちがどう動くのかは不透明と言えるでしょう。

一方で六代目山口組とは友好関係にあります。ただし、神戸山口組と六代目側との間で大規模な抗争が起こった場合、どういう対応をとるのか、そこもまったく読めません。火種はいくらでも残っているのが現状なんです」(前出・記者)

ドンパチは任侠映画の中でだけ起こってほしい――。

幹部が乗っていると思われる黒のアルファードが、連なって施設内に吸い込まれていった。その光景は圧巻だ
幹部が乗っていると思われる黒のアルファードが、連なって施設内に吸い込まれていった。その光景は圧巻だ
会長代行に就任した幸平一家加藤連合会の小坂会長(中央)は、武闘派で知られる。今後のキーマンだろう
会長代行に就任した幸平一家加藤連合会の小坂会長(中央)は、武闘派で知られる。今後のキーマンだろう

FRIDAY2021年11月12日号より

  • PHOTO濱﨑慎治

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