木下優樹菜 活動再開でも芸能界に居場所がない「これだけのワケ」
芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”》
木下優樹菜さんが、実姉が務めていたタピオカ店の店長を恫喝したとして賠償金1000万円の訴えを起こされていた裁判。木下さんの行為が「脅迫に当たる」と40万円の支払い命令が出た。
翌日にはYouTubeチャンネルで涙ながらに
「娘たちのためにも働きたい。働かなきゃいけない。いろんな仕事を考えましたけど、この仕事しかできない。また、一から活動させていただきたい」
と、謝罪した。
「あまり考えずに思っていることを言ってしまう性格。それが視聴者に受けていると自負していた」
と話していたが、事務所を退社した時には500万人以上いたインスタのフォロワーも、今では54万人と10分の1ほど。
《移動中ひまだからひさびさにQ&A》
と謝罪動画後に初めて更新したインスタでファンに呼びかけたが、20時間以上たって
「夕飯なんですか?」
という質問に答えた程度。暇と言いながら“バタバタしちゃいました”と、忙しくなりQ&Aができなかったというのでは、あまりにいい加減すぎる。そんなやりとりを見ていると、彼女が芸能界で再び仕事を始めるのはかなり難しいと思う。
そもそも、事務所退社後に離婚してしまった元夫でお笑いコンビ『FUJIWARA』の藤本敏史との関係修復が先で、彼に納得してもらえないと芸能界復帰は先には進まないだろう。
彼女には数々の“男性問題”の疑惑が浮かんでいた。前事務所も、彼女の行動で一番悩んだ問題がここだった。
《協議を続ける中、信頼関係を維持することが著しく困難であると判断。本人からの申し出を受けたため、専属契約を解除。木下優樹菜は芸能界を引退することになりました》
と前事務所からメディアに報告されたほどだ。彼女には「木下組」と言う大勢のファンがいたことも事実だったが、一番の問題は“天狗”になっていたことだ。ある事務所関係者は
「私たちにまで嘘をつき通した。それじゃ信頼関係が成り立たない。藤本さんを交えての話し合いもしましたが、結果、事務所も辞め離婚になった。自分で蒔いた種と言ってしまえば、そうだけど…」
と、当時は残念がった。
訴訟と言えば、木下さんはもう一つ抱えている。彼女がイメージキャラクターを務めていたフェイスマスクの会社からの3億円もの損害賠償を求められている。
芸能界を引退して1年4か月。すぐ近くに娘たちの面倒を見てくれる元夫がいて、それでも、新しい恋に走っている木下さん。SNSではそこそこ活動できたとしても、芸能界での居場所はないと思うな。
文:石川敏男(芸能レポーター)
‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、レインボータウンFMにレギュラー出演中
PHOTO:小川内孝行