中国テニス女子選手が前副首相との不倫暴露…噂される戦慄の運命 | FRIDAYデジタル

中国テニス女子選手が前副首相との不倫暴露…噂される戦慄の運命

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前副首相との不倫を告白した彭帥。「ロシアの妖精」シャラポワの好敵手でもあった(画像:AFP/アフロ)
前副首相との不倫を告白した彭帥。「ロシアの妖精」シャラポワの好敵手でもあった(画像:AFP/アフロ)

〈私はあなたの家に行った。あなたの夫人と一緒に。あなたは私を自分の部屋に引き入れた。そして10数年前と同じように、性的関係を結んだ。あの日の午後、私はとても恐かった。あのようになるとは、思っていなかったから。でも私は閉じ込められ、夫人が望むとはとても思えないことをしてしまった〉

衝撃の告白が中国の投稿サイト「微博(ウェイボー)」に掲載されたのは、11月2日深夜のことだ。自らの不倫を暴露したのは、同国の女子トップテニスプレイヤー彭帥(35)。彼女の書き込みによると、相手は中国共産党幹部だった前副首相の張高麗氏(75)だという。規制の厳しい中国で、最高幹部だった人物のスキャンダルが公になるのは異例のことだ。

「彭の書き込みは、当局により30分ほどで削除されました。しかしスクリーンショットが、またたく間に拡散。中国と対立する台湾メディアが報じ、世界中が知ることとなったんです。書き込みの真偽は不明ですが、40歳差の不倫は日本でも話題となっています」(在中国ライター)

彭は、中国を代表するテニス選手だ。09年の中国選手権で、女子シングルス、ダブルス、混合ダブルス、団体で4冠を達成。173cmの長身からの高速サーブで、13年の全英、14年の全仏を制している。ダブルスの世界最高ランクは1位で、中国で最も有名なアスリートの一人だ。

一方の張氏は、福建省の名門・厦門(アモイ)大学を卒業したエリート。02年に山東省党委書記、07年に天津市党中央政治局委員などを歴任。13年には、習近平政権で副首相に就任した。最高幹部の一人として権力を握り、17年に政界を引退している。中国人ジャーナリストの周来友氏が、張氏の人物像について語る。

「北朝鮮の大学に留学経験のある、異色の政治家です。ただ目立った活動実績はなく、印象は地味。信頼を得た元国家主席・江沢民氏のバックアップで、地方から中央に出世したと言われています」

〈愛のフタを開けてしまった〉

彭の告白に戻ろう。「微博」への投稿によると、二人が出会ったのは張氏が天津市のトップだった十数年前。だが不倫関係は、張氏が中央に進出したことで一旦終わる。再び会うようになったのは張氏が引退してからだという。彭氏の投稿には、こう書かれている。

〈あなたは天津テニスセンターの先生を通じて、また私に連絡してきた。テニスを一緒にやろうと。それで北京のコートで、テニスをしわたね〉

その後、冒頭で紹介したように彭は張氏の自宅につれて行かれ関係を持ったという。

〈あなたは、こう言った。「ずっとキミを忘れたことがなかった。キミが好きだ」と。(中略)私は再び、あなたへの愛のフタを開けてしまった。私たちは古代から近代史まで話題にし、歌をうたい卓球やビリヤードをした。(中略)あなたは、こうも言った。「キミを愛している。私が20歳でキミが18歳の時に知り合いたかった」「山東にいた時(02年頃)なら離婚もできただろう」と〉

だが彭は、関係を知っている張氏の夫人から罵倒され自問自答の日々を過ごす。関係が悪化したのは、今年10月だ。

〈あなたと激しく言い争ったわね。あなたは電話をかけて「また連絡するから」と言って切った。それっきり。遊ぶだけ遊んで突然消える。終わったのだ(中略)あなたは、いつも私が録音機を持っていないか、証拠を残していないか恐れていた。私自身以外に、証拠を残すものは残っていない。真実があるだけだ〉

元共産党幹部の疑惑を暴露した彭に、政治的意図はあったのだろうか。前出の周氏が語る。

「投稿を読む限り、政治的な意図はないと思います。張氏があまりに冷たい態度をとったので、憤慨したのでしょう。事実ならば、張氏の自業自得だと思います」

ただ、中国で権力中枢のスキャンダル暴露はタブー。彭には、戦慄の運命が待っている可能性が高い。

「当局は、表立って彭を処分することはないでしょう。騒ぎ立てれば、スキャンダルを宣伝するようなものですから。『なかったこと』にするだけです。今後、彭がテニス選手として公の場に出ることはないと思います。彼女の『存在』は消され、騒動は自然消滅するでしょう」(前出・ライター)

11月3日に開かれた定例記者会見で、記者から騒動について聞かれた中国外務省の報道官は、こう答えている。

「そんな話、聞いたことがない。外交に関する質問ではない」

  • 写真AFP/アフロ

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