熊田曜子「法廷で涙ながらの訴え」が芸能界での活路を開く可能性
芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”》
妻・熊田曜子さんの顔を平手でたたいたとして、暴行罪で現行犯逮捕された夫との裁判に、衝撃的なテープが提出された。
検察側の証人として出廷した熊田さん。起訴事実を否認している夫に、密室で行われた出来事のテープが流された。
熊田「ひっぱたくとかさ、ぶん殴りたいっていうのやめて」
夫「なんで、本心だからしょうがないじゃん」
熊田「そうやって言われると怖くて話せない」
夫「俺、動きを見ていたんだよ」
熊田「動きって」
夫「今の状況っていうか、(中略)ちゃんと誰々が、みんな正直に言うかと思ってたけど、一切言わねえし、しらばっくれてる。こいつらはどうしようもねえな」
熊田「こいつらって、誰のこと?」
夫「あんたらだよ。お前らだよ。ぶっ殺すぞ、ほんと」
などの妻の不倫を疑うようなやり取りの中で、怒声や何かを叩く音。鳴き声などが収録されていた。
5年前に夫から暴力を振るわれ警察に相談した時に、証拠となるテープを取るようにアドバイスを受けていたという。パーテーションで区切られ、夫からも傍聴席からも熊田さんの姿は見えなかった。
別室でもリモートでも裁判は進められるが、裁判長の目の前で証言することの大切さを感じていたのだろう。出廷したという事実は、対外的にも大きい。
夫に言わせたら「妻の不貞を感じて暴力をふるった」と言うことなのだろうが、
「脳が揺れるぐらいの痛みだった」
と証言。夫の暴行の強さを感じさせた。
「夫は私の浮気を疑っていたと思うけど、一切していません」
と、熊田さんは警察の聴取に答えている。17日に行われる第3回公判では、暴行に走った夫が証言するようだが、不倫と暴行事件との因果関係を実証するのは難しい。
「100回ぐらい食事作って食べてもらえなかった」
と、インスタに書いていた熊田さんと夫の気持ちはとっくに離れていたのだろう。
第一回公判の日に39歳のヌード写真集を発売。第二回公判では証言台に立って私生活をさらけ出した熊田さん。ここまで開き直って“身もプライベート”も露わにした彼女は、離婚も親権も勝ち取れることになるのではないか。
すべてをさらけ出すことは、芸能人としてはなかなか出来ることじゃないけど、それが多くの人に説得力を持つことになる。そして、3人の子供を抱えて芸能界で生きていくことも、間違いなくできると思う。
裁判官の前で涙ながらに語ったことが、これからの熊田さんの芸能活動を大きく飛躍させることを予言しているよ。
- 文:石川敏男(芸能レポーター)
- 写真:Keizo Mori/アフロ
芸能レポーター
‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、レインボータウンFMにレギュラー出演中