坂本花織&ユ・ヨン フィギュア界「今季のヒロイン対決」の行方 | FRIDAYデジタル

坂本花織&ユ・ヨン フィギュア界「今季のヒロイン対決」の行方

注目はこの二人! フィギュアスケート女子「NHK杯」が開幕 日本、韓国、ロシアの次世代スター候補が集結する

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コロナ禍で体作りに力を入れた坂本。基礎点が上がる後半にジャンプを増やすことで、さらなる高得点を狙う

今月12日に初日を迎えるグランプリ(GP)シリーズ第4戦『NHK杯』。しかし開催1週間前の5日、紀平梨花(19)が右足首の怪我が完治していないことを理由に欠場を発表。国内開催の重要な一戦に、エースが不在という事態となった。

しかし、そんな中で一躍新エースに名乗りを上げる選手がいた。昨年末に開催された全日本選手権で紀平に次ぐ2位となった坂本花織(21)だ。

3歳の時に観た朝の連続テレビ小説『てるてる家族』(NHK)の登場人物に憧れてスケートの道へ。『吉本新喜劇』と焼き肉が大好きと語る現役女子大生で、試合前は願掛けとして必ず肉料理を食べるという。最大の武器はパワフルなスケーティング。元フィギュア女子日本代表の渡部絵美氏がその魅力を語る。

「スピード感があって、馬力もある。躍動感がある演技が特徴で、昨年の全日本選手権ではすべてのステップとスピンで最高評価のレベル4を獲得しました。またジャンプも魅力。昨年のNHK杯でも3回転ルッツでの加点を筆頭に、高く美しいジャンプでポイントを獲得しました」

そんな坂本に『NHK杯』で立ちはだかる最大のライバルが、韓国で「キム・ヨナの後継者」と評されるエースのユ・ヨン(17)だ。

「キム・ヨナ選手に憧れてスケートを始めた『ヨナ・キッズ』と呼ばれる世代の筆頭で、韓国人選手として初めてトリプルアクセルを成功させ、注目を集めました。ジャンプ以外にステップも美しく、総合力が高い選手です。’16年に11歳7ヵ月での韓国選手権最年少優勝を果たして以来、’20年には地元で開かれた四大陸選手権で韓国人選手として11年ぶりとなるメダルを獲得するなど、着実に成長を続けています」(韓国のスポーツ紙記者)

10月に行われたGPシリーズ第1戦のアメリカ大会で、今季初の直接対決を迎えた二人。結果はユ・ヨンがトリプルアクセルを成功させ、坂本を抑えて銅メダルを獲得した。2度目の日韓エース対決はどうなるのか――。

また『NHK杯』には出場しないものの、フィギュア大国・ロシアにも次々と新星が現れている。「ザギトワ2世」と言われるカミラ・ワリエワ(15)はその筆頭。GPシリーズカナダ大会では歴代最高得点となる265.08点を記録。またアレクサンドラ・トルソワ(17)は、4種類の4回転ジャンプを跳ぶことができる。

「ワリエワ選手は4回転ジャンプはもちろん、ステップやスピンも高次元で安定している。その完成度から対戦選手があきらめるしかないことを揶揄(やゆ)して『絶望』とあだ名が付くほどです。またトルソワ選手は『4回転の女王』として、今季フリーで4回転を5本跳び、いずれも着氷するという女子史上初の離れ業をやってのけました」(前出・渡部氏)

来年2月に開催される北京五輪で金メダルに輝き、今季のヒロインとなるのは、はたして誰だろうか。

韓国選手権で3連覇を果たすなど国内では無敵のユ・ヨン。韓国では早くも北京五輪代表に当確と言われている

『FRIDAY』2021年11月26日号より

  • 写真Getty Images 共同通信イメージズ

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