中央大卒の秀才ボクサーが目指す「パリ五輪での金メダル」 | FRIDAYデジタル

中央大卒の秀才ボクサーが目指す「パリ五輪での金メダル」

日本勢初の世界選手権制覇!

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東京五輪前に大好物の寿司を食べながら、本誌のインタビューに応じた。笑顔を見せながら山形弁で舌鼓を打った(撮影:小松寛之)

「東京五輪の後に電話をかけてきたんですが、『応援してくれた方々に申し訳ない』と落ち込んでいました。でも、すぐに切り替えて『世界選手権で頑張るから』と。有言実行した息子を誇らしく思います」(故郷・山形で暮らす母・祐子さん)

11月6日にセルビアで行われたボクシング世界選手権で、ウェルター級の岡澤セオン(25)が日本勢初となる金メダルを獲得した。まさかの2回戦負けとなった東京五輪での挫折を乗り越えての偉業達成となった。

ガーナ人の父と日本人の母を持つ岡澤がボクシングを始めたのは、意外にも高校生になってからだ。岡澤が振り返る。

「母はいわゆる教育ママで、僕は山形大の付属の学校に幼稚園から中学まで通いました。しかし、県内の進学校の高校受験に失敗して日大山形へ。『なんとなく格闘技がやってみたい』という理由でボクシング部に入りました。高校時代は全国ベスト8まで行きました」

文武両道を地で行く岡澤はその後、中央大法学部に進学。卒業後は縁あって鹿児島の体育協会に所属し、メキメキと力をつけた。4月からはフィットネスジムに所属を移し、練習を続けてきた。世界選手権の決勝後には、周囲の人々への感謝を涙ながらに口にしていた。

「’24年のパリ五輪までは現役を続けようと思っています」

と、岡澤は語る。東京五輪での挫折を乗り越え大きく飛躍を遂げた秀才ボクサーは、3年後のパリ五輪でも輝かしい成績を残してくれるだろう。

クレバーなアウトボクシングが持ち味。的確にポイントを積み重ね、判定勝ちで日本勢初優勝の偉業を遂げた(写真:アフロ)

『FRIDAY』2021年11月26日号より

  • 写真小松寛之 アフロ

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