KAT-TUN紅白抜擢したNHKからにじむ「ジャニーズ忖度」感 | FRIDAYデジタル

KAT-TUN紅白抜擢したNHKからにじむ「ジャニーズ忖度」感

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デビュー15周年で紅白初出場を決めたKAT-TUN。亀梨和也も「集大成を見せる」と意気込んでいる
デビュー15周年で紅白初出場を決めたKAT-TUN。亀梨和也も「集大成を見せる」と意気込んでいる

11月19日、NHKは大晦日に行われる『第72回 紅白歌合戦』の出演者を発表した。

初出場となるのは、昨年も選出されながら、メンバーがコロナ感染により辞退することになったSnowManや、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でヒロインを務める上白石萌音など10組。出場歌手43組のほか、特別企画として『マツケンサンバⅡ』の松平健の出演も発表された。

そんな中、初出場組の中で話題になったのが、ジャニーズのKAT-TUNだ。

デビュー当時は6人組だったが、‘10年に赤西仁の脱退を皮切りに、‘13年に田中聖、’16年に田口淳之介が次々とメンバーが事務所を退所。現在は亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3人組で活動している。

「今年、KAT-TUNはデビュー15周年で3年ぶりのシングルを発表。全国ツアーも行いました。たしかに人気も知名度も実績もあるグループです。しかし、近年のCD売り上げは20万枚ほどのものもあるなど、他のジャニーズグループと比べると、あまり誇れるものではありません。それでも、紅白に出場できたのは、やはり事務所の力が大きいでしょうね」(スポーツ紙記者)

デビューシングルである『Real Face』はミリオンセラーを記録。また、‘05年に亀梨が山下智久とデュエットした、『青春アミーゴ』は160万枚を超える大ヒットしたことを考えると、現在の状況はやはり寂しさは拭えない。

「ファンにとっては彼らの紅白初出場は本当にうれしいことだと思います。ですが、それがヒット曲を出しての選出ではなく、“周年”を大切にしたいというジャニーズからの“願い”をくみ取っての出場であるならば、ファンも内心は複雑なんじゃないですかね…」(女性誌記者)

15周年ということで、フジテレビはアニバーサリー番組として『何するカトゥーン?』をレギュラーとして用意した。テレビ局などの“大手メディア”が、どれだけジャニーズに気を遣っているかわかる例…ともいえるだろう。

「特にここ数年は“その年のヒット曲を優先したい”ということで、NHKは演歌歌手などを事実上リストラしてきた。ここからも、もう名前だけで紅白に出られる時代でないことは読み取れるのですが、もし事務所が大きければヒット曲には関係なく出られる…というのであれば、公平とは言い難い。ましてや、受信料を取る公共放送のNHKから、事務所の顔色を伺うような忖度感が出てしまう…というのは、決してフェアではないと思いますけどね」(芸能プロ関係者)

今年も紅白には5組が出場するジャニーズ勢。実力者であることは間違いないKAT-TUNを筆頭に、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか…。

  • PHOTO近藤 裕介

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