コロワイド会長が漏らした「私が詐欺で31億円騙された理由」 | FRIDAYデジタル

コロワイド会長が漏らした「私が詐欺で31億円騙された理由」

詐欺事件の裁判に証人として出廷 大手外食チェーン会長 蔵人金男会長(74)が本誌直撃に明かした!

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連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が旧日本軍から接収した資産を基に戦勝国が運用しているという「基幹産業育成資金」。いわゆる「M資金」が存在すると信じた有名企業のトップがいる。

「牛角」「大戸屋」「かっぱ寿司」「甘太郎」などの飲食ブランドを展開する「株式会社コロワイド」の蔵人金男(くろうどかねお)会長(74)だ。

横浜地裁を後にする蔵人会長(右)と野尻社長(左)。蔵人会長は一代で巨大外食チェーンを築き上げたカリスマ経営者なのだが・・・・・・

蔵人会長は、「英国の秘密情報部に所属していた」と語るマック青井こと武藤薫被告(67)らにM資金から2800億円が返済不要で融資されると持ちかけられ、’17年9月から計10回に分けて経費などとして約31億円を振り込んでいた。

この詐欺事件で’20年6月に逮捕・起訴された武藤被告の公判に、蔵人会長が11月11日、12日の2日間に渡り、証人として横浜地裁に出廷。本誌は12日に反対尋問を終えた蔵人会長を直撃した。

――なぜ信じたのですか?

「(私が)単細胞なんでしょう。(詐欺師が)大学教授の紹介だったからです。プロフェッサーと言われればね……あなたにはわかんないだろうけど」

――「2800億円は日本に届いた」と言われて倉庫代を毎月払っていたわけですが、騙されているとは思わなかった?

「あの人たちは不思議なんだよ。(融資金が出ず)怒鳴っても、すぐにまた電話がくる。平然とメールが来る。(私の)脇が甘いし、バカだったんです。こういう詐欺師は5万人いるって言われてるよ。でもね、(M資金による融資は)何十年間で2800社に出てる」

――そういう話は都市伝説として聞くことはありますが……。

「みんな言わないだけだよ。じゃあ、帝国ホテルの地下と米国大使館の地下(が繋がっている)って信じないだろ? ホントにあるんですよ。昔はホテルに呼ばれて、地下道を通って(米国大使館で)面接を受けてお金をもらって、次の日に何気ない顔をして帰る。(そんなケースが)いっぱいあります。たとえば●●さん(大手電子部品メーカー創業者)。●●(大手電機メーカー)もそうだよ。

記者なのに知らないんだね。僕は200人くらいから聞いた。もらった人は死んでも言わないですよ。(M資金は)数パーセントは自己裁量にして後は会社に戻すの。そうしないと出ないんですよ。でも、本来は飲食業には出ないんですよ」

蔵人会長はそう言うと、同社の野尻公平社長とともに迎えにきた高級車で走り去った(上写真)。

30億円以上を騙し取られても、M資金が実在することを今も信じているようである。お節介ながら、コロワイドの今後が心配でならない。

『FRIDAY』2021年12月3日号

  • PHOTO酒井晋介

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