「令和のイチロー」山下航汰 巨人退団の背景と意外な移籍先候補 | FRIDAYデジタル

「令和のイチロー」山下航汰 巨人退団の背景と意外な移籍先候補

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ファームでは圧倒的な力を見せていた山下。巨人にとっては痛い退団となった(画像:共同通信社)

巨人にとって痛い退団となった。「令和のイチロー」と呼ばれる山下航汰(21)が、他球団に活躍の場を求めることになったのだーー。

巨人は11月19日、山下に来季の契約を結ばないと通達。当初は今季同様に育成選手として契約する方針だったが、本人が支配下選手としてプレーすることを望み退団となった。今後は合同トライアウトを含め、他のチームからのスカウトを待つことになる。

「山下は若手のホープです。19年に健大高崎高(群馬県)から育成ドラフト1位で巨人に入団すると、7月に支配下登録。2軍で打率.332、7本塁打、40打点の成績を残し、いきなり首位打者になりました。高卒1年目の選手がファームで首位打者になるのは、イチロー(当時オリックス)以来、実に27年ぶりのことです。

山下は、バットコントロールのうまさが抜群。練習後までコーチの部屋を訪れ指導を仰ぐ熱心さで、本職の外野だけでなく一塁もこなしています。いずれはオリックスの強打者・吉田正尚のような、長打も軽打も狙えるバッターになると言われたいた。主砲・岡本和真の前を打つ、将来の3番打者として期待されていたんです」(球団関係者)

致命的な骨折

原辰徳監督も、山下の未来を嘱望する。20年には、1軍の開幕レギュラーとして考えていたという。ところが……。

「新型コロナウイルスの影響で遅れた開幕直前の5月に、右手有鈎骨(ゆうこうこつ)を折ってしまったんです。手首の骨折は、打者にとって致命傷になりかねません。8月に実戦復帰しますが、今度は右ヒジを故障します。

球団はやむなく、山下を治療に専念させるため育成選手に戻しました。今季も3軍で.366の高打率を残していたとはいえ、1軍でほとんど実績のない選手です。育成契約という巨人の方針は、やむを得なかったでしょう」(同前)

巨人との契約を断り、プロ入り3年目で自由契約となった「育成の星」。将来性十分の山下なら、外野手の層の薄い球団は、どこでも欲しいだろう。候補には、多くのチームが上がっている。主砲・鈴木誠也のメジャー移籍が濃厚な広島、根尾昂ら若手が伸び悩む中日……。最右翼は、意外な球団だ。

「新庄剛志・新監督が率いる日本ハムです。日ハムは今オフ、大田泰示や西川遥輝ら実績のある両外野手と契約せず、若返りをはかっています。21歳の山下は、うってつけの存在でしょう。

また暴力問題を起こした中田翔を今季途中に移籍させたことで、巨人とのパイプは強くなりました。日ハム側も過去に、女性タレントとの不倫問題で騒動になった二岡智宏や、巨人で開花できなかった大田、矢野謙次などを受け入れています」(スポーツ紙担当記者)

ケガに悩まされた未完の大器は、新天地で花を咲かせることができるだろうか。

  • 写真共同通信社

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