厳選! 日本と世界経済の命運を握る「半導体」関連銘柄 | FRIDAYデジタル

厳選! 日本と世界経済の命運を握る「半導体」関連銘柄

5G通信の本格化やEV市場の拡大で需要が急増中 世界中で伸びる注目株を網羅したリスト付き

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
5G技術に使用される半導体。最新テクノロジーで巻き起こる開発競争が、半導体銘柄の高騰の主要因だ

コロナ禍で伸び悩む業界が多い中、急速な勢いで成長を続ける分野がある。それが「半導体」関連企業だ。

「コロナショックで株価が暴落した昨年3月から1年半以上が経ち、多くの銘柄が2~3倍に大きく上昇。この傾向は半年以上、続くと思います」(絆アセットマネジメント代表取締役社長・小沼正則氏)

好調の裏側にあるのは、昨年秋頃から始まった世界的な半導体不足だ。楽天証券経済研究所のチーフアナリスト・今中能夫(やすお)氏が解説する。

「日本でもどんどん導入が進む5Gの通信機器や電気自動車などの最先端技術が成長する中で、それらを支える半導体も需要が急増しました。とくにスマホは5Gによる通信量の増加に対応できるように、高性能半導体が求められるようになりました」

また、株式ジャーナリストの天海(てんかい)源一郎氏は、投資をするなら今が絶好のタイミングだと語る。

「コロナ変異株『オミクロン株』への不安感で、株価は全体に値下がりしています。半導体関連銘柄もその影響を受けてはいますが、それがチャンスなのです。半導体の好調は、在宅勤務におけるパソコンの買い替えや、巣籠もり需要におけるゲーム機器の売り上げなどのコロナ特需の恩恵も大きい。再び巣籠もり需要などが高まるようになれば、関連株は大きく値上がりしていくでしょう。株価が値下がりしている今こそ、買いに入る絶好のタイミングと言えます」

そんな半導体関連株の中でも、とりわけ注目の銘柄はどれなのか。前出の小沼氏が「値上がり確実」と太鼓判を押すのは、半導体製造装置の生産で日本トップを走る東京エレクトロンだ。

「日本の半導体業界を代表する企業で、2兆円規模の生産能力を誇る工場建設にメドが立ち、今期の売上高を1兆7000億円から1兆9000億円に上方修正しています。株価はすでに、昨年3月の1万6000円台から6万円台まで約4倍になっていますが、さらなる値上がりが予想されます」

日本にはほかにも半導体関連の人気企業がたくさんある。

「たとえば、純水での半導体洗浄作業を行う装置を開発するSCREENホールディングスは、同商品で世界トップシェアを誇ります。レーザーテックは、欠陥検査装置が主力で、その世界シェアは100%。特殊な紫外線を利用した次世代の検査技術に期待できます」(前出・天海氏)

懸念点としては、一株1万円以上の高額銘柄が多いため、単位株(100株)を買うには100万円以上が必要になることだ。そんななか、小沼氏が比較的安価に購入できる銘柄を教えてくれた。

「新光電気工業は、一株5000円台なので、50万円台で買えます。半導体用のガラス端子などを手掛けており、今期の営業利益予想を334億円から594億円に上方修正。さらなる上方修正も期待されているため、株価は7000円を超える辺りまで値上がりする可能性があります」

ほかにもシリコンウェハの専門メーカーSUMCOや、半導体材料に注力するJSRなども50万円以下で購入可能だ。

一方で海外企業も見逃せない。半導体製造の最前線を行く台湾にも注目の企業がある。今中氏が明かす。

「台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングの業績は’22年以降の伸びが期待できます。現在、世界でもっとも最先端の半導体を製造できる企業で、新工場の建設など、数兆円規模の設備投資を繰り返している。各工場が本格稼働し、成果が出れば、株価は上昇に転じるでしょう」

そのほかにも注目銘柄が目白押し。半導体株ブームに乗り遅れてはいけない。

ロサンゼルスのモーターショーで展示されたスバルの最新EV。システムにはもちろん半導体が使われている
半導体関連企業では日本トップを走る東京エレクトロン。大型設備投資も進み、さらなる事業拡大が期待される

『FRIDAY』2021年12月17日号より

  • PHOTO結束武郎(東京エレクトロン) 共同通信(5G) アフロ(EV)

Photo Gallery4

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事