今季2度目の手術 背水の楽天・オコエ「移籍先候補の意外な球団」 | FRIDAYデジタル

今季2度目の手術 背水の楽天・オコエ「移籍先候補の意外な球団」

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甲子園のスターとして期待されながら結果を出せないオコエ。来季は正念場だ(画像:時事通信社)

楽天のオコエ瑠偉(24)の立場が、どんどん厳しくなっている。

左膝関節軟骨欠損症を起こし、11月30日に千葉県内の病院で手術。今年2月の左手首に続き、オコエが手術を受けるのは今季2度目だ。全治は未定で、復帰のメドは立っていないという。

「16年に関東一高(東京)からドラフト1位で入団しましたが、首脳陣が納得する結果を残せていません。20年は1軍出場がゼロ。今季は2年ぶりに1軍の試合に出たものの、10月14日のソフトバンク戦で緩慢なプレーから、満塁の走者をすべて生還させてしまった。石井一久GM兼監督の逆鱗に触れ、再び2軍降格となったんです」(球団関係者)

遠投120mの強肩に2.0以上の視力、50m走5秒96、スイングスピード157km……。オコエの身体能力の高さは、誰もが認めるところだろう。低迷の原因は、精神面にあるようだ。

「毎年のように『順調すぎるぐらい順調に成長している』と自分を肯定する一方、コーチや監督から注意を受けるとフテ腐れてしまう。気持ちにムラがあるんですよ。

16年オフに台湾で行われた『アジア・ウィンター・リーグ』では、『親知らずが痛い』という理由で途中帰国。翌年のメキシコ『ウィンターリーグ』でも、出場初戦で3打席連続三振を喫し途中交代させられると、『何もかも(想定と)違っていた』と予定より早く日本に帰ってしまった。首脳陣は、もう少し我慢強く野球に集中してほしいと頭を抱えています」(スポーツ紙担当記者)

「自己評価が高い」

石井監督は、昨年末オコエが契約更改した直後に、こう苦言をていしている。

「考えが甘い。がんばってほしいというより、そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなる。ここが正念場。自己評価が少し高い感じがする。もう一皮むけないと。チャンスを与えて『ハイどうぞ』、という訳にはいかない」

石井監督の檄がきいたのか、今季のオコエは変わろうとしていた。本人も周囲に「(昨年までは)気持ちの面でダメダメだった。今年はしっかりと自分の精神面と向き合っている」と発言。刺激を受けた人物がいたという。

「女子バスケットボールの日本代表として、東京五輪に出場した妹の桃仁花(もにか)です。桃仁花は、日本で数十例しかない『白線ヘルニア』という難病を克服し代表入りしました。闘病中も前向きで、弱音をほとんど吐かなかったとか。オコエは、彼女の気丈な姿勢に触発されたのでしょう。妹ががんばっているのに、兄のオレは何をやっているんだと」(同前)

ようやく意識改革に乗り出し、再出発しようとした矢先の手術。リハビリが長引けば、自身の進退に大きな影響が出るかもしれない。

「ドラフト1位の人気選手とはいえ、来季は7年目で25歳になります。そろそろ結果を出さないと、球団としても厳しい評価を下さざるをえない。戦力外もありえます」(前出・球団関係者)

前述したとおり、オコエの身体能力はバツグンだ。楽天から放出されれば、獲得に乗り出す球団はあるのだろうか。候補には意外なチーム名が噂される。

「三浦大輔監督の率いるDeNAです。三浦監督が今季掲げたテーマの一つに、『走る野球』がありました。前任のラミレス監督の時は、走塁やバントなど細かい野球が軽視され勝ちきれませんでしたからね。しかし今季、終わってみればDeNAのチーム盗塁数は31。12球団ワーストです。

現在のDeNAには、走れる選手が少ない。三浦監督にとって、ズバ抜けて脚力の高いオコエは魅力的な選手ですよ。『脚のスペシャリスト』として獲得に動いてもおかしくありません。オコエにとってもメリットは大きい。名指導者として名高い石井琢朗氏が、巨人を退団して野手総合コーチとして加わります。精神と技術の両面で、オコエをバックアップしてくれるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

楽天で、才能を開花できないオコエ。来季は正念場を迎える。

  • 写真時事通信社

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