左膝を手術…崖っぷちの楽天・オコエ瑠偉が「トレード要員」へ | FRIDAYデジタル

左膝を手術…崖っぷちの楽天・オコエ瑠偉が「トレード要員」へ

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オコエ本人は前向きに取り組んでいるらしいが、ポテンシャルに疑問を持つ者もいるのは事実

新型コロナウイルスの「オミクロン株」の世界的な感染拡大は、日本のプロ野球界にとっても人ごとではない。各国が水際対策として出入国を厳しく規制しており、未知の変異株とあって先行きは不透明だ。MLBでは選手会と機構の労使交渉が妥結せず、ロックアウトによって選手の移籍手続きなどが完全にストップしている。これらの状況がNPB球団の外国人補強に少なからず影響を及ぼす可能性もある。

そんな異常事態だからこそ、各球団の編成担当者は国内で完結できるトレードによる補強を模索しているという。

「今オフは、近年では珍しい大型トレードが成立するという噂が飛び交っています。日本ハムは〝ビッグボス〟こと新庄剛志監督が稲葉篤紀GMとトレードに関する意見交換を続けていると聞きます。同じパ・リーグでは楽天の石井一久GM兼監督がトレードによって人材の流動化させたいと考えている。セ・リーグだと来季から新たに3年契約を結んだ巨人の原辰徳監督も同じ考えの持ち主です」

楽天では2人の〝ドラ1〟がトレード候補のリストに名前が挙がっているという。オコエ瑠偉外野手(24)と藤平尚真投手(23)だ。特にオコエは、7年目の来季が正念場になりそうだ。

 「身体能力はチームトップクラスなのですが、もはや球団内ではポテンシャルに対しても懐疑的な目が向けられている。『野球が上手くなりたい』『結果を出したい』という気持ちは強く、これまで様々なトレーニングに取り組んできました。ただ、どれも長続きしない。気持ちのムラが大きく、精神面がなかなか成長してこない。このまま楽天にいるよりは、環境を変えることで何かきっかけをつかんだ方が彼のためになると思っている人は少なくないんですよ」(球団関係者)

6年目の今季は2月に左手首の手術を受けた影響で前半戦を棒に振った。後半戦から1軍に合流すると、42試合に出場して打率・223、0本塁打、6打点、3盗塁。打撃成績は物足りないものの、守備や走塁では一定の評価を得ていたのだが……。

10月14日、オコエの2軍降格が公示された。前日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)での致命的なミスが理由だった。この試合は守備固めとして途中出場。3点リードの8回、柳田の左前打を捕球後に内野の誰もいないエリアに大暴投して一挙3点を失い、チームの逆転負けの戦犯になってしまったのだ。

「オコエが100%悪いとは言わないが、プロとして許されないミスです。チームメイトはもちろん、ソフトバンクの選手たちも『一体、何が起きたの?』と首をかしげていました。シーズン終盤にあんなプレーをした選手を1軍に置いておけば、周囲に示しがつかない。首脳陣もけじめをつける意味で2軍行きを命じました」(球団OB)

 11月に本拠地・楽天生命パークで行われた秋季練習にオコエの姿はなかった。10月下旬のフェニックス・リーグでコンディション不良を訴え、球団は11月30日に左膝軟骨移植術を受けていたことを発表した。同月22日の契約更改では現状維持の年俸1000万円(推定)でサインしたが、会見で交渉内容について、オコエは「今年から石井監督だったので、チームがどういう方針だったのか、自分はあやふやなところでやっていた部分があった」とコメント。この発言が報じられると、ネット上には批判的なコメントが飛び交った。

厳しい立場に置かれているのは間違いないが、手術を受けたということは、むしろ球団がチャンスを与えたことを意味している。

「治ればまだやれる可能性があるということ。これは他球団にとっても判断基準になる。リハビリの経過次第では、外野手が手薄なチームとのトレードが一気にまとまるかもしれません」(在京球団の編成担当者)

来年の今ごろ、オコエはどのチームでオフを迎えているのだろうか。

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