減量、ソフト柳田へ弟子入り…背水の日ハム清宮「噂される移籍先」 | FRIDAYデジタル

減量、ソフト柳田へ弟子入り…背水の日ハム清宮「噂される移籍先」

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秋のキャンプで新庄監督から指導を受ける。来季は背水の年だ(画像:時事通信社)
秋のキャンプで新庄監督から指導を受ける。来季は背水の年だ(画像:時事通信社)

「いきなりでビックリしましたよ」

12月3日に行われた球団納会ゴルフ後、ソフトバンクの主砲・柳田悠岐は後輩から「突然のラブコール」を受けたことを明かした。日本ハムの清宮幸太郎(22)が、年明け1月に佐賀県内で行われる柳田の自主トレに同行したいと連絡してきたという。清宮と柳田に特別な接点はない。しかし同じ左の強打者に弟子入りしたいと、共通の知人から教えてもらった柳田のLINEへ依頼メッセージを送信。柳田は快諾した。

「清宮も、さすがに焦っているんです。今季はプロ入り後、初めて1軍出場ナシ。年俸も初の減額となり(500万円減の1700万円)、『下がりました。制限(25%、清宮は23%)いっぱいのダウンです』と悔しそうに話していました。

契約更改後の会見では、こうも語っています。『今の状態では、この世界で生き残れません。いろいろな部分で、変わったと思われるオフにしたい』と。新庄剛志監督は、秋のキャンプで『ちょっとデブじゃねぇ? ヤセたほうがモテるよ』と減量を要請。清宮は早朝散歩などで5~6kg体重を落とし、現在は98kgだと明かしました」(球団関係者)

清宮は早稲田実業時代に史上最多の高校通算111本塁打をマークし、「和製ベーブルース」と呼ばれた。ドラフトでは7球団が競合。学生時代の実績は十分だ。

ミスしてもニコニコ

「ただ、これまでは過去の実績が足かせになっていました。新庄監督が『ヤセない?』と話した際、『ヤセてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いです』と反論しています。早実での成功体験に、縛られていたようです。しかし高校時代のスタイルが通用するほど、プロは甘くありません。

おおらかな性格も、マイナスに働いています。本人は必死なのでしょうが、育ちの良さが出ているというか……。昨年までは、ミスをしてもニコニコしている場面がよく見られました。結果が出ていなかったとはいえ、1軍での出場機会を与えられていたため、気持ちに余裕があったのでしょう」(スポーツ紙担当記者)

清宮は、本当に変われるのか。来季はプロ入り5年目。結果を残さなければ、戦力外や放出の危機にさらされる。獲得に乗り出す可能性が考えられるのは、意外な球団だ。

「巨人です。清宮が専門の一塁は、中田翔やウィーラー、中島宏之らが守っていますが完全に固定はされていません。潜在能力が高く若い清宮は、環境を変えれば開花する可能性がありますから。

清宮が変わるためにも、巨人は合っていると思います。日ハムは放任主義で選手の自主性に任せていましたが、巨人は厳しい。阿部慎之助、元木大介など熱血的な指導者が、大勢います。ファンやマスコミの目も、決して甘くはない。おおらかな清宮が気持ちを入れ直し覚醒するには、最適な環境ではないでしょうか」(同前)

悩める大砲に、もう余裕はない。技術や肉体の進化だけでなく、意識改革も求められている。

  • 写真時事通信社

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