松坂桃李と新作&姉妹活動…広瀬すず「仕事が舞い込む圧倒的魅力」
女優の広瀬すず(23)にとって、今年と来年はメモリアルイヤーになりそうだ。21年3月にドラマ『桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~』(フジテレビ系)で時代劇初出演をはたした。松坂桃李とのW主演が話題の、映画『流浪の月』の公開も控えている。22年も広瀬の快進撃は続きそうだ。
いったいなぜ、彼女の仕事は増える一方なのか。その秘密を探ってみた。
まずは、「共演者との信頼関係を結べること」が挙げられるだろう。
『流浪の月』の撮影現場をキャッチしたのは、21年10月。朝7時、広瀬と松坂はスワンボートが浮かぶ都内の公園にいた。撮影開始前、松坂が台本を手にスタッフと打ち合わせをしている間、広瀬はハンバーガーを頬張って腹ごしらえ。桟橋に移動し、監督の指示を真剣な表情で聞く二人。スワンボートに乗り込むと一転。ハンドルを交互に握り、楽しそうにボートを漕ぎ始める。仲の良さが伝わってくる、和気あいあいとしたロケだった。
姉妹の貴重な2ショット

広瀬は、姉アリスと仲が良いことでも有名だ。ともにドラマ、映画、CMに引っ張りダコの広瀬姉妹。彼女たちの姿をテレビで見かけない日はない。この姉妹の仲の良さも、彼女を国民的女優たらしめる要素の一つだ。
そんな日本一多忙な美人姉妹を、東京・渋谷の街中で見かけたのは、18年5月の昼下がりだ。二人が訪れたのは、英国のシューズブランド『ドクターマーチン』の展示会。仕事の合間を縫って会場で合流していたようだ。
中華街でトップアイドルと

21年4月には、横浜・中華街で櫻井翔と一緒にいる姿をキャッチ。当時放送していたドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の撮影だ。櫻井の決まったスーツ姿と、広瀬の鮮やかなブルーの個性的ファッションが印象的だった。結局、相手が誰であろうと、その相手を立てながら自分の存在感を示す――それが広瀬の最大の魅力なのだ。
撮影現場でプライベートで、オーラ満点の顔を見せてくれる広瀬。オファーが絶えないのも当然だろう。

撮影:近藤裕介