速報 ミスiD2019決定!グランプリは大学一年の「友望」 | FRIDAYデジタル

速報 ミスiD2019決定!グランプリは大学一年の「友望」

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「ミスiD2019」グランプリ「友望」(左)と準グランプリ「十味」(右)(C)講談社
「ミスiD2019」グランプリ「友望」(左)と準グランプリ「十味」(右)(C)講談社

「新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子」を探す、講談社主催のオーディション「ミスiD2019」のお披露目、およびグランプリ発表イベントが17日、護国寺・講談社講堂で開催された。「2019グランプリ」には、ラーメン屋でアルバイト中の大学一年生「友望(とも)」(18)が、準グランプリとしてすでに「ヤングジャンプ」で表紙を飾っている今年最注目美少女「十味(とおみ)」(19)が選ばれた。

「ミスiD」は「世界にひとりだけの女の子」を探し、その人にあった新しいスタイルで世に出す、従来のオーディションとは一線を画す非大量生産女子プロジェクト。実行委員長の小林司氏によると、

「ルックスやスタイル、ありがちな”女の子らしさ”という固定概念に捕らわれず、一人一人の持つ可能性に目を向けたオーディションです。タトゥーがあっても金髪でも引きこもりでもコミュ障でも、一度芸能界で失敗してても彼氏ありでも、それどころか結婚しててもママでもエントリー可能。年齢も今年は38歳まで広がりました」。

初代グランプリのViViモデル「玉城ティナ」から、”神スイング”「稲村亜美」、そしてSNSで大ブレイクした”ゆうこす”こと「菅本裕子」、少年院出身で「アウトデラックス」などテレビでも引っ張りだこの傍ら家庭内虐待のNPO法人を立ち上げた「戦慄かなの」など、今までにないリアルでインディペンデントな女の子を続々輩出している。

7年目を迎える今年は、過去最高の96名がファイナリストに選出され、グランプリ、準グランプリをはじめ、個性的な賞、選考委員の個人賞など各賞が決定した。

グランプリの「友望」は、大阪出身の大学一年生。中高と不登校になり、女優を目指すも挫折し上京。途方に暮れていた時に「同世代の女の子がたくさんいる撮影現場で、一人ポツンと離れて体育座りをしてる女の子がいた。それがミスiD2016グランプリ保紫萌香(現・穂志もえか)さんでした」という縁でミスiDを知り、応募した18歳。大学一年生だが早くも「行きたくなくなってます」とうつむいて語る。現在ラーメン屋ととんかつ屋でアルバイトをしているが、「とんかつ屋は今月で辞める予定」だという、一見どこにでもいそうな女の子。しかし、選考委員に「瞳の強さ」「オーラ」「カリスマ性」を絶賛され、「手なづけられない野生の原石」(小林氏)と言える存在感が高く評価された。

2016の「菅本裕子」以来の準グランプリは「十味」。テレビ東京の佐久間プロデューサーが「過去の受賞者たちと比べても、群を抜いてレベルが高くて、現時点での完成度はナンバーワン」とコメントしてるように、すでに今年10月発売の「ヤングジャンプ」で表紙を飾っている最注目美少女だが、本来「ミスiDでは知名度のある子は不利」(吉田豪氏)なこのオーデイションで、最終面接で「先行する自分の知名度と本当の自分とのギャップに悩む姿を、自ら素人時代に一度は極めた”踊ってみた”の手法で最終面接でパフォーマンスで見せてくれた4分間、そこにいた選考委員全員が息をするのも忘れた」と全員を震撼させたパフォーマンスを見せ、「本気度」「想い」「他を圧倒する真摯さ」が評価され、「可愛いことに胡座をかかない、彼女のように生きることへの真剣さを隠さない女の子がもっと評価されるべき」(小林氏)と、選考委員満場一致の異例の準グランプリとなった。

グランプリ獲得後にどんな活動をしたいかという質問に、「友望」は「ミスiDを通して、また女優になりたいと思ったので、女優活動をしていきたいです」と回答。一方の十味は「私を推してよかったと思ってもらえるように頑張りたいです」と積極的な活動への意欲を見せた。

もじもじするグランプリの友望と、目を見て話す準グランプリの十味。一見正反対に見えるふたりに「共通点は?」と聞くと「陰キャです」と即答が返ってきた。

今年はグランプリの2人を含め、10名の「ミスiD2019」が誕生した。グランプリ、準グランプリ以外の受賞者は以下の通り。

「歩那」ロリータでバイセクシャルで看護師の走り屋!
「きのしたまこ」喋り続けるセクシーなピンクヘアの吟遊詩人
「詩島萌々」凡百の「可愛い」はこのストイックに敗北する
「頓知気さきな」80年代ソロアイドルの輝きを持つミレニアルアイドル
「中野たむ」大仁田厚最後の後継者にして最強のプリンセス
「中森千尋」 私は私よ関係ないわ。わたし少女A
「眉村ちあき」The World Is Waiting for the Sunrise(世界は日の出を待っている)
「水沢柚乃」革命を待ち望むオタクの国のクイーン

千葉在住の素人のでロリータの走り屋看護士から、昨年度「サバイバル賞」受賞で現在ブレイク中の戦慄かなのの妹、そして大仁田厚の後継者女子プロレスラー、今年の「ゴットタン」でブレイクしつつある天才トラックメイカーまで。

各賞受賞者だけでなく、ファイナリスト全96名が、今後どのようなプロジェクトで世に出て行くこととなるのだろうか。

先ほど発表された情報によると、グランプリの「友望」は、11月22日売りの「モーニング・ツー」で、同日発売の「ノラと雑草」(真造圭伍)コミック第1巻を記念しての「モーニング」としては異例の巻頭コラボグラビアを飾るという。

今後の多様な展開を楽しみにしたい。

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