木下優樹菜 誹謗中傷へ「法的処置」怒りの背景
《批判と誹謗中傷って違うから、そこ勘違いしないでほしい》
《人殺しだよ》
芸能活動を再開した木下優樹菜が12月20日、公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿し自分に対する誹謗中傷について苦言を呈した。
木下は“タピオカ騒動”をきっかけに活動を休止し、その後事務所を退所することになった。タピオカ店オーナーへ送ったDMが晒される結果となり世間からの風当たりは強くなっている。
店側が精神的苦痛を受けたとして1000万円の損害賠償を求めて提訴し、木下は今年10月に地裁から40万円の支払いを命じられた。
木下は恋愛リアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系)出演していた木村花さんのことが大好きだったという。木下は、木村さんが昨年5月誹謗中傷を苦に自ら命を絶ってしまったことに触れ、アンチに向かって
「悪いけど、やってることマジで人殺しだよ」
と批判した。木下へ送られてくるDMも
《お前の存在が子どもにも周りにも迷惑だから消えろよ》
などという内容が毎日のように来るそうで
「消えたほうがいいのかなってマインドになっちゃう」
と話した。しかしアンチたちを許せないらしく、そういったDMはスクリーンショットをしていて然るべきタイミングを待っているそうだ。
「本当に『法的処置』はとらせてもらおうかな。言っていいことと悪いことあるから。結果、亡くなっている人いるし。だからちょっと変えていかないといけないと思うし」
「名前も顔も出してない、そんな人たちにマジで言われたくない」
と憤った。
木下が言う「法的処置」というのはおそらく法的“措置”のことだと思われる。ちなみにタピオカ店オーナーへ送った恫喝DMの時は
《弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね》
ここでは「法的処理」と書いていたので、少し正解に近づいてきたようだ。
「恫喝したとして裁判所が40万円の支払いを命じているので、木下さんの暴言は国が認めたお墨付きといっていい。SNSなどネットには《人を閉店に追い込んだくせに》《ブーメランだ》と批判の声が殺到している。
要するに、木下さんは芸人さんのように特に面白いネタがあるわけでもないので、ユーチューブでおもしろい動画を作り続けるのは難しい。もちろん、警鐘を鳴らすことが目的でしょうが、こういった発言の裏には、ユーチューブのネタが早くも切れてきていることもあるのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
開始当初、白いシャツを着て謝罪した動画を出したと思えば、先日はオーナー側が
「慰謝料を吊り上げてきた」
「関係者に脅された」
などと暴露し、“反省していない”という声が上がっていたばかりだ。
宮迫博之は”アンチはチャリンさん”と呼び再生回数の足しにしているといい、TKO木下隆行やゆたぼんたちも、ある意味アンチをうまく利用してユーチューブの再生回数を稼いでいるようだ。木下の怒りはまっとうだが、言えば言うほどアンチが増えるネットの世界で、良い着地点はあるのだろうか…。
PHOTO:西 圭介