林家三平『笑点』戦力外に“激ヤセ”と日テレからのプレッシャー | FRIDAYデジタル

林家三平『笑点』戦力外に“激ヤセ”と日テレからのプレッシャー

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12月26日の放送をもって自ら『笑点』を去ることとなった二代目林家三平(左)。右は同じ一門の林家たい平
12月26日の放送をもって自ら『笑点』を去ることとなった二代目林家三平(左)。右は同じ一門の林家たい平

「誰が『笑点』を見てるのか、よくわかんない。これだけアドリブなしのカンペだらけの番組なんて、聞いたことがない」

そう語っていたのはビートたけしだ。しかし、今回はアドリブなしとは思えない出来事が起きた。

日本テレビ系お笑い長寿番組『笑点』で、‘16月5月から大喜利メンバーを務めていた落語家の林家三平が、12月26日の放送を最後に降板することになったのだ。

番組の最後に、司会の春風亭昇太から促された三平は神妙な表情で

「私、二代三平は今年をもって笑点から離れる決意をしました。この5年半、お世話になりました。ありがとうございました。しかし、この5年半、一度も座布団10枚を取ったことがありません。

ですから、表に出て自分のスキルを上げて、座布団10枚を獲得するためにも勉強し直してまいります。体を鍛え、心を鍛え、芸の幅を広げて、いろんな経験をして戻ってまいります。本当にありがとうございました」

とあいさつ。その後、三平はツイッターでも

《笑点を離れる事になりました。若手として元気に頑張ったのですが実力不足と理解しております》

とつぶやき

《番組の最後に、また戻ってきますとは言ったものの、そんなに簡単な事ではないのも承知しています。落語に限らず様々な経験を積み、勉強し直したいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します》

とコメントを寄せた。

原因はシンプルに実力不足と見られている。安定した好視聴率を誇る笑点だが、視聴者層の高齢化を危惧し、数年前から若者にも見てもらおうとアノ手この手で番組を盛り上げてきた。

その中の1つが当時45歳の若さで大喜利レギュラーに抜擢された三平だった。林家一門という血筋、知名度では申し分なし。おまけに妻は元女優の国分佐智子だ。

ところが、回を重ねるごとにネット上では

《申し訳ないけど面白くない》
《客席がシーンの時もある》
《無理して笑顔を作るのが辛い》

など、厳しい声が相次いだ。他の大喜利メンバーからもネタにされる始末。林家木久扇は

「芸術の秋とかけて、三平さんの答えを聞いた時」

と解き、そのココロは

「え?(絵)」

だった。

「視聴者からもこの5年半に『三平はやめてくれ』という声が日テレに届いていたそうです。木久扇さんは番組でネタにしていましたが、三遊亭円楽さんら他の笑点メンバーからも三平さんにダメ出しが何度もあったそうです」(芸能プロ関係者)

三平は自身のキャラ付けをしようと、番組内で「おせっかいな母」や美人妻・国分とのエピソードを披露していたが「ただのサラブレッド自慢」と視聴者ウケは芳しくなかった。

ついには11月7日放送回で、BS日テレ『笑点 特大号』に出演中の若手落語家6人が登場し、三平ら通常メンバーと「対抗大喜利」を行った。

「この時も三平さんは存在感を示すことができなかった。ある意味、番組側が“当てつけ”で企画したとしか思えません。その後、三平サイドから番組降板の申し出があったと聞いています。自主降板ですが、外堀は埋められていましたね」(日テレ関係者)

本人もプレッシャーは大いに感じていたのだろう。ここ1年でみるみる痩せこけ、ネット上では心配する声が上がっていた。笑点ウォッチャーの男性が明かす。

「頬はこけ、一気に老いた印象です。あまりの激ヤセぶりに重病説も取り沙汰されたほど。番組中なのに目が沈み、うつむき加減になることもあったので、心配していました」

笑点も三平も、それぞれが限界だったわけだ。落語家として笑点から異例の“戦力外”を受けたことは大きな汚点になる。三平は自らの力で輝きを放つことができるか――。

  • 写真共同通信

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