学生指導で全国行脚のイチローに熱視線を送る「プロ球団」 | FRIDAYデジタル

学生指導で全国行脚のイチローに熱視線を送る「プロ球団」

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12月12日、高松商業の野球部を指導したイチロー。全国の高校をまわっている(画像:共同通信社)

智弁和歌山、國學院久我山、千葉明徳、高松商業……。

19年3月に引退を発表して、早くも2年半。球界のレジェンド・イチロー(48)が、全国の高校を指導行脚している。12月18日には、古巣オリックスで慣れ親しんだ「ほっともっとフィールド神戸」で女子硬式野球選抜チームと対戦。先発投手として最速135km17奪三振で、9回147球を投げ切った。

「現役時代と遜色ない動きでした。引退してからも、ストイックに身体を鍛えているそうですからね。シアトルの自宅には、筋トレマシーンなど練習器具が一式揃っていて、いまだに毎日トレーニングしているそうです。

イチローさんは、学生の指導に並々ならぬ熱意をみせています。引退会見では、こう語っていました。『今日をもって元イチローになります。(今後の指導対象が)小さな子どもなのか、中学生なのか高校生なのか大学生なのかわからないですけど、そこには興味がありますね』と。19年12月には、学生野球資格回復のための研修会を受講。20年2月に、学生野球資格が認められました」(スポーツ紙メジャー担当記者)

「ラオウ」を本塁打王に

学生の指導に余念がないイチロー。だが、熱視線を送っているのは高校だけではない。プロ球団も注目している。

「古巣のオリックスですよ。オリックスは、イチローの現役時代の晩年『ウチに戻ってきてほしい』と水面下でラブコールを出していたそうです。イチローは出場機会が減り『常時出場しないと集中力を維持できない』と悩んでいた。また、かねがね自分を育ててくれた『神戸に恩返ししたい』と言っていましたからね。オリックスはレギュラーでの出場を約束し、年俸10億円を想定していたそうです。結局、イチローはメジャーで現役を終える道を選びましたが……。

古巣復帰はかないませんでしたが、両者の関係はずっと良好でした。オリックスは自社のCMにイチローを起用し続け、毎年1月の自主トレでは準フランチャイズの『ほっともっとフィールド神戸』を無償で貸していた。主砲の『ラオウ』こと杉本裕太郎は、16年から3年連続でイチローへ弟子入り。今季才能を開花させ、本塁打王を獲得しています」(球団関係者)

交流は選手間だけではない。宮内義彦オーナーは、イチローが帰国するたびに食事。席上で「ぜひ戻ってきてほしい」と話したこともあるという。オリックスの熱意はイチローに届くのか。

「現実的には、かなり厳しいでしょう。現在も、イチローの所属はマリナーズですからね。『会長付特別補佐兼インストラクター』という役職があります。学生を指導できるのも、マリナーズでの活動がないオフシーズン限定です。1月の自主トレなどでプライベートで選手を教えることがあっても、コーチや監督への就任は難しいでしょう。

また年々、オリックスとのパイプが細くなっているのも気になります。西武の松坂大輔の引退セレモニーにはサプライズ登場しましたが、オリックスとヤクルトの日本シリーズには姿を見せなかった。リーグ優勝を決めた時に、祝福コメントを寄せただけです」(スポーツ紙担当記者)

現在のオリックスには、イチローが日本で活躍していた姿を生で見た選手は少ない。レジェンドがプロ野球のユニフォームを着る日は、いつになるのだろうか。

  • 写真共同通信社

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