全米デビューで話題!「新しい学校のリーダーズ」が生む熱狂 | FRIDAYデジタル

全米デビューで話題!「新しい学校のリーダーズ」が生む熱狂

全力パフォーマンスで世界中を”大暴れ”させるブレイク確実のパフォーマンス集団

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「SNSが発達して、最近の若い子は、指先で世界を知った気になってるんじゃないかって思うんです。でも、何事にも実際に挑戦してみないとわからないじゃないですか。だから、みんなもっと自分を解放して現実世界にぶつかっていこうぜって。そういうことを伝えたいですね」

こう語るのは、ダンス&ヴォーカルパフォーマンスグループ『新しい学校のリーダーズ』のSUZUKA(20)だ。「歌い踊るセーラー服、青春日本代表」をモットーとする4人組の同グループは、パワフルなダンスと独創的なパフォーマンスで人気を博し、TikTokのフォロワー数340万人を誇る。

右から順番に、SUZUKA(20)、MIZYU(23)、KANON(19)、RIN(20)。組体操のような振り付けや、激しく頭を振り回すなど、全力のパフォーマンスが観客の目を惹きつけている
右から順番に、SUZUKA(20)、MIZYU(23)、KANON(19)、RIN(20)。組体操のような振り付けや、激しく頭を振り回すなど、全力のパフォーマンスが観客の目を惹きつけている

「TikTokは気軽な気持ちで始めたんですが、いきなりバズって。特に事前に打ち合わせするわけでもなく、みんなが集まった時に、“これやってみない?”って感じで流行りの踊りを、ウチら風の激しい動きに即興でアレンジしたものを撮影して投稿しています」(MIZYU)

アカウント開設当初はトレードマークである衣装のセーラー服が、本当の制服だと勘違いする視聴者も多く、コメント欄には「学校バレるけど大丈夫?」という心配の声も届いたという。

しかし、徐々にパフォーマンスが浸透するにつれ、コメント欄はSNSをきっかけに彼女たちを知った新しいファンたちのコメントで埋め尽くされるようになった。また、最近ではSNSの世界を飛び出し『news zero』や『めざましテレビ』で特集を組まれるなど一気にお茶の間での知名度も急上昇している。

「ニュース番組に出させてもらった時は、家族もめちゃくちゃ喜んでくれました。以前は『TikTokの子だ』と言われることが多かったんですが、徐々にTikTok経由でライブに来てくれるお客さんも増えて、バズってる女子高生じゃなくて、パフォーマンス集団なんだってことが知ってもらえはじめたかなと思っています」(RIN)

RIN(20)。グループの中でもダントツのダンススキルを持つ
RIN(20)。グループの中でもダントツのダンススキルを持つ

世界デビューを経て見えた新たな目標

さらに今年1月には、アメリカの音楽レーベル『88rising』と契約を結び、世界デビュー。11月には、米LAでの2万5000人規模のフェスにも出演した。

「アメリカのステージに立つのは初めてだったんですが、実はまったく緊張しなくて、むしろみんな、ニヤニヤしてました(笑)。今まで誰も見たことのないパフォーマンスをしようっていうのは、メンバーみんなで考え抜いてきたので、絶対に爪痕を残せる自信があったんです」(SUZUKA)

SUZUKA(20)。ボーカルを務める
SUZUKA(20)。ボーカルを務める

実際にライブは大盛況。海外のオーディエンスの熱量を全身で感じたという。

「ライブ前に『気を付け、礼』って一礼したら、めちゃくちゃ盛り上がって、パフォーマンス中もみんな腹の底から声出してんちゃうかなってくらい観客の声が大きかったですね。一緒に踊ってくれる方もたくさんいたし、ウチらのデビュー曲『Pineapple Kryptonite』(パイナップルクリプトナイト)のモチーフであるパイナップルを掲げて叫んでくれる人もいました」(SUZUKA)

’21年11月6日に出演した『88rising』主催の『Head In the Clouds』でのパフォーマンス中の一枚
’21年11月6日に出演した『88rising』主催の『Head In the Clouds』でのパフォーマンス中の一枚

世界を熱狂させた彼女たちだが、普段は普通の若い女の子たちでもある。

「いつもRINの家に集まって、ドーナッツ食べながらおしゃべりしてます。仕事の話もしますが、最近はお互いの愛を確かめ合ってます(笑)。私たちのグループラインの名前が『家族2』なんですよ。みんなそれぞれの家族がいるけど、うちらも家族だから、『家族2』。好き嫌いの次元を超えた存在ですね」(KANON)

そんな彼女たちに最後に、今後の目標を訊くとこんな答えが返ってきた。

「いろんな世界のビッグステージに立ちたいですね。そこで、もっと自分を解放して、人生ハミ出して生きて行こうぜって叫んでいきたいです」(SUZUKA)

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