福原愛さん“略奪”交際報道で中国の「封殺芸能人」リスト入り危機
再び逆風だ――。
7月に台湾の卓球選手・江宏傑と離婚した福原愛さんが、年初に横浜デートを報じられた年下男性Aさんと正式交際をスタートしたという。「週刊文春」「女性セブン」などが報じた。
福原さんは不倫疑惑が報じられた当時、男女の関係を否定。同じホテルに宿泊したものの「部屋はそれぞれ別だった」と主張した。
その後、11月に既婚のAさんの離婚が成立したことを受け、正式に交際を開始。再婚を視野に入れているという。
福原さん、Aさんともに離婚後ほどなくしての交際。福原さんは前夫と共同で2人の子供の親権を持つ。案の定、ネット上では
《子供たちはどう思うのかな》
《ちょっと(交際報道が)早すぎる》
といった声が寄せられている。
福原さんは11月に青森大の客員准教授に就任。12月からは卓球Tリーグ男子「琉球アスティーダ」の運営会社の社外取締役に就任した。
「大学側、琉球側にはAさんとの交際は事後報告だったようです。一連の騒動で“弱った”彼女に救いの手を差し伸べたのに…卓球選手としては超一流ですが、一人の社会人としてはいかがなものか、という声も出るでしょうね」(スポーツ紙記者)
文春ではAさんの元妻が「離婚原因は福原」と断言。これが事実ならば「略奪」と言い換えることもできる。江選手の地元・台湾ではこのニュースが連日大々的に伝えられ、台湾「自由時報」は
《福原愛は早くから交際を匂わせていた》
と報道。福原さんが唯一、更新を続けている中国版ツイッター「ウェイボー」の12月16日の投稿が、男女ペアのくまのぬいぐるみだったことから「交際を暗示していたのでは?」と伝えている。
これまで福原さんを徹底擁護してきた中国でも異変が起きているようだ。前出ウェイボーでは
《もう昔の愛ちゃんではない》
《相手の家庭を壊した》
《子供が不憫だ》
など、厳しい言葉が寄せられるようになった。
書き込みの中でとりわけ目を引いたのは「封殺」という言葉。これは習近平国家主席の方針のもと、低俗で下品な娯楽作品の排除、道徳の欠落した風潮を取り締まる運動のことを指す。
9月には中国当局が作成した「芸能人封殺リスト」が流出。このリストは「政治問題」「風紀違反」「道徳・規範欠如」の3つのカテゴリーに分類され、映画「レッドクリフ」に出演した人気の女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)や、人気俳優・張哲瀚(チャン・ジャーハン)、元EXOのクリスこと呉亦凡(ウー・イーファン)らの名前が並び、漏れなく表舞台から姿を消した。
「中国は福原さんを温かく見守ってきましたが、今回の報道で風向きが変わるかもしれません。福原さんは否定していますが、交際の時系列だけ見ればAさんとは『不倫』『略奪』だったとみられてしまう。中国では“不貞芸能人”を粛清する雰囲気があり、国民もそれにのっかれば、福原さんへの対応も変わってきています」(前出・スポーツ紙記者)
福原さんも中国を意識したプロモーションを精力的に行ってきた。先月にはウェイボーに中国語で
「最近、母のために卓球台を作りました。多くの人が卓球を好きになってくれますように」
の文字とともに、動画を投稿。身体的な不自由な母・千代さんと自作の卓球台で卓球する姿を公開し、称賛を浴びたばかりだ。
Aさんとの交際報道はそうした中国での良い流れをも断ち切りかねない。裏を返せば、これまで錦織圭などとの熱愛も報じられた「恋多き女性」は、犠牲を払ってでも、Aさんと人生を添い遂げたいのかもしれない…。
写真:西村尚己/アフロスポーツ