本誌独占『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック

特別インタビュー

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11月7日、ジャパンプレミアの前に東京・六本木のホテル、ザ・リッツ・カールトンで「お茶会」を再現。取材後も、写真を撮り合ったり記者に質問し、日本文化を楽しんだ

「撮影の期間中、僕はずっと『フレディ・マーキュリー』になりきっていました。今でもときどき、フレディになっていることがあります。だから、彼が生涯愛した日本に来るのが夢でした」

ラミ・マレック(37・写真中央)は、伝説のロックバンド「クイーン」を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』で、フレディ・マーキュリーを演じた。TVシリーズ『MR.ROBOT』でエミー賞も受賞している実力派俳優だが、その顔、表情、振る舞いのすべてが「あまりに似ている」と話題になっている。なぜ、ここまで似ているのか。

「’16年春にこの役に決まって撮影までの1年間、念入りに準備をしました。モノマネではなく彼の内面を理解して演じたかった。彼のお母さん、妹にも会いました。そして知れば知るほど、偉大で繊細なフレディでいることが楽しくなったんです」

ラミ、ブライアン・メイ役のグウィリム・リー(34・写真右)、ジョン・ディーコン役のジョー・マッゼロ(35・同左)ら4人が「ほとんど本人!」と評判のこの映画、製作には本物のブライアンとロジャーが関わった。物語はバンド結成前夜から、栄光を駆け上り、愛を伝え、孤独に悩むフレディを描く。

「動きは、『ムービング・コーチ』と徹底的に練習しました。振り付けじゃなくて、体の使い方を練習したんです。フレディなら、どんなふうに振り向くか、瞬(まばた)きするか、と。かつらや髭をつけました。そして入れ歯も。20世紀最大のチャリティコンサート『ライヴ・エイド』のシーンは、本物とまったく同じ動き、同じ空気感のために1曲を丸一日かけて撮影。マイクの上げ方、口の動かし方、視線の行方まで、意味を考えながら演技しました。フレディはいつも、会場のいちばん遠くにいるお客さんとも心を通わせるように歌っていたんです。撮影は巨大なセットで行われて、中継のカメラクルー役、観客役まですべて、忠実に再現されました」

映画のラスト21分にあたるこのシーンが実は最初に撮影されたという。

「難しかったけど、この撮影で僕は単なるコピーじゃなく、フレディになれたんです」

デビュー当時、本国では不人気だったクイーンを日本のファンがいち早く評価した。

「日本武道館コンサートのシーンも撮りました。本編ではカットされてしまったけど、あの撮影がいちばん楽しかった(笑)。大勢の女の子たちから、キスやハグされました」

そんな’75年の初来日を、『ミュージックライフ』誌が取材している。この時の「お茶会」のシーン(下写真)を再現したいというラミの希望に応え、今回本誌でスペシャルショットが実現した。フレディが去って27年。彼の声は今も世界に鳴り響いている。

’75年日本の音楽雑誌の読者人気投票で1位獲得。この後、世界のスターに
ブライアン・メイを演じたグウィリム・リー/本誌未掲載カット
ジョン・ディーコンを演じたジョー・マッゼロ/本誌未掲載カット
本誌未掲載カット
フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック/本誌未掲載カット
本誌未掲載カット
本誌未掲載カット
本誌未掲載カット

東京ビートルズウィーク2018 オフィシャルサイト

  • 撮影福岡耕造

    写真家。音楽愛好家。雑誌、広告で、ミュージシャン、アスリート撮影を中心に活躍。著書に「ビートルズ追憶の彼方」「写真集 島の美容室」など。東京ビートルズウイーク2018をオーガナイズ。

Photo Gallary9

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