健康不安説再燃…!金正恩「半月で表情激変」の特殊事情 | FRIDAYデジタル

健康不安説再燃…!金正恩「半月で表情激変」の特殊事情

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父の追悼大会に出席した金正恩氏。顔がヤツれたように見える(画像:朝鮮中央テレビより)
父の追悼大会に出席した金正恩氏。顔がヤツれたように見える(画像:朝鮮中央テレビより)

壇上に現れた、北朝鮮の指導者・金正恩氏の表情はさえなかった。顔が紅潮し、ほうれい線が深い。苦しそうに口を開き、明らかに体調が悪そうだーー。

12月17日、正恩氏の父親である金正日総書記が亡くなって10年を迎え、平壌の錦繡山(クムスサン)太陽宮殿で中央追悼大会が行われた。だが、登壇した金正恩氏は半月前と別人のようだった。12月1日の朝鮮労働党中央委員会政治局会議では血色が良かったが、追悼大会ではツラそうな様子。朝鮮中央テレビに流れた映像では、一言も発することはなかった。

「金正恩氏は84年生まれで、21年で37歳になったといわれます。しかし追悼大会の映像を見ると、肌ツヤは50代のようでした。たった半月で雰囲気が激変し、韓国国内では『健康不安説』が再燃しているんです」(韓国紙記者)

ドイツの統計調査機関「スタティスタ」によると、21年に検索された世界の政治家ランキングで金正恩氏は3位に入る(1位は米国のバイデン大統領、2位は英国のジョンソン首相)。ともに検索されるワードで、もっとも多かったのが「減量」だ。21年9月の北朝鮮建国73周年式典には、激ヤセして登場。以前とは別人のような姿に、「影武者説」や「健康不安説」が流れた。

「韓国の国家情報院によると、金正恩氏の体重は12年8月の時点で90kgほどだったそうです。以降、年平均6~7kg増え、20年には140kgになったといわれます。21年9月の建国式典では一転、推定で20kgも減った。体重の増減が大きければ、身体に良くないのは当然でしょう。国営放送の朝鮮中央テレビでさえ、『総秘書同志がヤツれた』と金正恩氏の健康を気遣っていたほどです」(同前)

「瞬時に老いた!」

12月17日の金正恩氏は、体型こそ9月と変わらなかったが、表情はとてもツラそうだった。韓国メディアは一斉に「異変」を報じている。

・ソウル新聞「84年生まれの金正恩が瞬時に老いた! 経済の停滞や健康のせい?」

・アジア経済「57歳と言われても信じてしまう……30代の金正恩が急激に老化したことに話題集中」

・中央日報「老け込んだ金正恩国務委員長 血色暗くほうれい線もクッキリ」

金正恩氏の「健康不安説」は、本当なのだろうか。朝鮮半島情勢に詳しい『コリア・レポート』編集長・辺真一氏の解説だ。

「追悼式当日は、北朝鮮全域に厳しい寒さと強風警報が出ていました。気温はマイナス5~6度で、体感温度は零下20度だったといわれます。冷たい強風にさらされ、野外で1時間近く立っていれば、金正恩氏の顔がツラそうに見えても不思議ではないでしょう。

ただ、気になるのは雛壇に並んだ他の幹部の表情はほとんど変わっていなかったこと。金正恩氏の険しい様子が、際立っていました。配信された映像をチェックする限り、1ヵ月ほど前と比べると確かに顔色が良くない。疲れているのか、物思いにふけっているようです。何か悩み事があるのかもしれません。雰囲気がとても暗い。最初から最後までぼおっとしていて、顔が虚ろにみえます」

経済制裁、新型コロナウイルス、自然災害と「3大苦」を抱える北朝鮮。独裁的指導者にのしかかる悩みが、シワを深くし表情を曇らせているのかもしれない。

  • 写真朝鮮中央テレビより

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