圧倒的優勝!写真で振り返る箱根駅伝「青学大の激走」
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「圧勝」以外の言葉が見つからない――第98回箱根駅伝を制した青山学院大学に、日本中から称賛が寄せられている。二年ぶり6度目の総合優勝であることを考えれば、本命候補であったことは間違いない。しかし、ここまでの強さを見せるとは…。

「ゴールまでの時間は10時間43分42秒。2年前に青学大が打ち立てた大会記録である10時間45分23秒を大幅に更新する、歴史的な勝利です。
最終10区では2位の順天堂大学との差が8分近くまで広がりましたが、3年生の中倉啓敦が少しも力を緩めることなく、全力で快走。結果、ここでも区間新記録を樹立しながらのゴールとなりました」(スポーツ紙記者)
6人全員が10000メートルで28分台という驚きのチーム。一人のスターが導いた結果ではなく、まさに総合力での勝利となった。

青山学院大学といえば、原晋監督の付ける「作戦名」が有名だが、今年名付けられたのは「パワフル大作戦」。二年前と比べて、この作戦のどこにどんな違いがあるのか、現時点でははっきりしてはいないが、作戦がチームに浸透したことだけは間違いない。勝てるチームをさらに強くした監督の手法に、ますます注目が集まることだろう。
新年から日本中に感動と元気を与えてくれた選手と監督に、心からの拍手を送りたい…!






写真:AFLO