Da-iCEのレコ大受賞にネット上で賛否が飛び交った背景 | FRIDAYデジタル

Da-iCEのレコ大受賞にネット上で賛否が飛び交った背景

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‘21年のレコード大賞を獲得したDa-iCE(TBS番組オフィシャルHPより)

‘21年を締めくくる風物詩と言えば、NHK『紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』だろう。

昨年はエイベックス所属の5人組ボーカル&ダンスグループ「Da-iCE」(ダイス)が、『CITRUS』で大賞を受賞した。同グループは結成10周年目で、ツインボーカルの花村想太と、大野雄大が織りなす4オクターブのハイトーンボイスがウリ。

『CITRUS』は日本テレビ系ドラマ『極主夫道』の主題歌として‘20年11月にリリースされ、ロングランヒットを記録。男性ダンス&ボーカルグループではBTSに続きストリーミングの累計再生回数が1億回を突破する快挙を打ち立てた。

大賞発表の瞬間、メンバーは「マジか」と目を丸くし、現実とは思えぬような表情をみせた。そのうえでリーダーの工藤は、

「ファンの方々を『6面』と呼ばせていただいているんですが、これは『6面』の皆さんと一緒に獲った賞。感謝の気持ちを伝えたい」

と喜びを爆発させた。

「今年は爆発的なヒット曲がないなか、選考は最後までもつれました。当初、昨年デビュー20周年を迎え、限界突破した氷川きよしさんや、激しいダンスが話題となったAKB48を後押しする声もありましたが、後半一気にDa-iCEがまくったようです」(スポーツ紙記者)

レコ大の選考過程は番組を放送するTBSの関係者や作詞・作曲家、さらに一般紙・スポーツ紙の各代表一名が、授賞式当日に一票を投じる。公平・公正がウリではあるが、番組のオンエアに乗る優秀作品賞、俗に言う「金賞」10選に残るまでには、芸能界の重鎮やレコード会社による様々な意味での駆け引きが繰り広げられているのでは…との見方も一部ではされてきた。‘16年には現役審査員が選考過程の裏金疑惑を週刊誌上で暴露され、SNS上では「デキレース」といった声も飛び交った。これに前出のスポーツ紙記者は

「最近では露骨な業界の“力技”は減り、バランスを取るようになったとも見られている。大衆が納得する曲と審査結果が乖離するようだとマズイと考えるようになったということです

と明かす。つまり今回のDa-iCEの受賞は審査員も楽曲の素晴らしさと実績を加味し、納得の上で一票を投じていることになる。

ただ、Da-iCEにとってはタイミングが悪かったかもしれない。レコ大前日の12月29日に、文春オンラインで《「今年もらったボーナスは一桁万円です」エイベックス社員の“悲痛な叫び”》と題した記事が配信されたのだ。

コロナ禍にあえぐエイベックス社内の窮状が書かれた記事なのだが、その中にエイベックス社員の話として、同社の会長である松浦勝人氏とDa-iCEに関する記述があったのだ。

無論、前述のとおり「実績・実力主義」で選ばれたことは間違いはずだが、この記事の影響か、SNS上でもDa-iCEの大賞が発表されると《なるほど、そういうことか》と“お察し”するコメントが並んでしまった。

「かわいそうなのはDa-iCEですよ。せっかく10年もコツコツと頑張って来たのに、妙な疑いをかける人もいるわけですから…とはいえ、そうした目を向ける人たちをも振り向かせるのがスターの宿命。これからが彼らにとって本当の勝負でしょう」

とは中堅レコード会社幹部。受賞曲『CITRUS』が名曲であることは間違いない。受賞を弾みに、‘22年はさらなる飛躍を期待したい――。

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