介護施設で大量殺害か 36歳女性「事件前に犯した驚愕トラブル」 | FRIDAYデジタル

介護施設で大量殺害か 36歳女性「事件前に犯した驚愕トラブル」

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
21年12月10日に送検された赤間容疑者。大量殺害の疑いも持たれている

「容体が急変しました」

高齢者の異変を同僚に伝えたのは、殺害容疑がかけられている女性自身だったーー。

茨城県古河市の介護老人保健施設「けやきの舎」で、入所者の鈴木喜作さん(当時84)が突然亡くなった事件。1月3日、手をかけたとされる同施設の元職員・赤間恵美容疑者(36)が、最初に容体急変を周囲に知らせていたことが判明した。

「鈴木さんが亡くなったのは、20年5月です。赤間容疑者は鈴木さんの右腕の点滴チューブから、シリンジ(注射筒)を使い空気を注入。血液を循環しない状態にして、殺害した疑いが持たれています。鈴木さんは20年3月に入所しました。介護は必要でしたが、寝たきりではなく容体が急変するような状態ではなかった。

鈴木さんは当初、病死とされ司法解剖はされませんでした。しかし赤間容疑者の行動に不審な点が多く、茨城県警が慎重に調査を進めていたんです。赤間容疑者は看護師ではなく介護職員として勤務していたたため、点滴やシリンジをあつかえる立場にない。さらに、鈴木さんの部屋に1人で入る姿を目撃されていましたから。

県警が搬送先の病院でのコンピューター断層撮影(CT)画像などを調べると、体内に空気が入った形跡が確認されました」(全国紙社会部記者)

「何をしているんですか」

赤間容疑者が殺害したとみられるのは、鈴木さんだけではない。20年7月には、同様の手口で入所者の吉田節次さん(当時76)も亡くなっている。

「吉田さんは4人部屋のベッドで寝ていました。赤間容疑者は、吉田さんの足につけられた点滴用チューブから、空のシリンジを使って大量の空気を静脈に注入した疑いが持たれています。異様な行動を目撃した同僚が『何をしているんですか』と問いただすと、赤間容疑者は動揺。しどろもどろになり終業前に帰宅し、そのまま自主退職してしまいました。

『けやきの舎』は赤間容疑者に説明を求めましたが、納得のいく回答はえられず警察に相談。職員や吉田さんが搬送された病院などへ聞き取り調査をし、逮捕にいたりました。赤間容疑者は20年4月から『けやきの舎』に勤めていましたが、急死したのは鈴木さんや吉田さんだけではありません。他にも不審な死をとげた方がいて、大量殺害の疑いも持たれているんです」(同前)

赤間容疑者は、吉田さんの殺害容疑で21年12月8日に逮捕。鈴木さんの件で、同年12月29日に再逮捕されている。周囲の評判は、悪くはなかったという。

「赤間容疑者は、茨城県内の看護学科のある高校を卒業後、栃木県や埼玉県の病院で働いていました。明るく気さくな性格で、知人たちとの関係も良好だったようです。20年11月に結婚した夫のために、早起きして弁当を作っていたと聞いています」(別の全国紙記者)

一方で、別の顔もあった。事件前には複数のトラブルを犯していたのだ。

「当初は、結婚した夫の両親と暮らしていたそうです。しかし、両親の財布から現金がなくなるなどの問題が頻発。家族関係が悪くなり、結婚から半年ほどして両親と別居しています。

さらに21年11月には、別件で逮捕されました。スーパーで牛肉など12点の商品、およそ5000円相当を万引き。現行犯で捕まり起訴されました。金銭への執着心は、かなり強かったようです」(同前)

いまだ不明の、赤間容疑者の犯行動機。鈴木さんや吉田さんと赤間容疑者の間に、特別なトラブルはなかった。県警は今後の捜査にかかわるとし、赤間容疑者の認否を明らかにしていない。

  • 撮影蓮尾真司

Photo Gallery1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事