くすぶるトラブル報道でGACKTが『格付け』に戻らぬ可能性
「X JAPAN」のYOSHIKIがGACKTの後釜に収まりそうだ。元日恒例の『芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル』(テレビ朝日系)に“一人参戦”し、見事パーフェクトを達成してみせた。
翌1月2日、YOSHIKIはツイッターで
《色々な意味でプレッシャー凄かったけど、みんなに喜んでもらえて良かった》
と投稿。同番組と言えば「65連勝中」のGACKTに注目が集まるが、当人は昨年9月に体調不良を理由に無期限の休養に入った。
「番組の目玉であるGACKTさんが出られなくなり、どうなることかと思いましたが、YOSHIKIさんや日本ハム・新庄剛志監督が盛り上げてくれたおかげで、平均視聴率は20・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録することができました。スタッフ一同、胸をなで下ろしています」(テレビ朝日関係者)
YOSHKIの“参戦”は、かわいい後輩であるGACKTのためにひと肌脱いだ感もあるが、番組サイドは今後も継続参戦を希望しているという。
「というのも、GACKTさんが再び戻って来られるかわからない状況みたいなんです」
そう語るのはスポーツ紙記者だ。
のどの異常で「声が出ない」と深刻な病状を伝えていたGACKTだが、休養発表直後の11月に「週刊文春」で既婚者女性との不倫疑惑が報じられた。ちょうどGACKTが体調を崩したと説明していた時期に逢瀬を重ねていたとあって、周囲は困惑。一部では体調不良そのものを疑う声も出た。
「GACKTさんは生活拠点をマレーシアに移し、現地で治療に当たっているそうですが、医療の充実度で言えば日本の方がはるかに上。『なぜGACKTは日本ではなくマレーシアで治療しているのだろう』と不思議がる人は当初からいました」(同・スポーツ紙記者)
そうした事情や、本当の病状について知りたくても、GACKTと直接やりとりできる者は限られており、動静はつかみにくい。
昨年後半には気になる話も業界を駆け巡った。通称「GACKTコイン」と呼ばれた仮想通貨「スピンドル」をめぐり、再び騒がしくなっているからだ。
スピンドルはGACKTが広告塔の役割を果たし、満を持して‘17年に上場したものの、直後に大暴落。最高で1スピンドル200円だったものが、現在は0.005円前後の値で取引されている。当時を知る全国紙記者が明かす。
「大損害を被った出資者の一部が『詐欺だ』と主張し、警察署に被害届を出そうと駆け込んだんです。全国的にそうした動きがあったため、当局も関心を示し、内々で調査を進めていた。しかし、しばらくするとトーンダウン。事件記者も撤退していった」
昨年末の「FLASH」(光文社)の配信記事では、GACKTが現在もスピンドル購入者に謝罪行脚していることや、活動休止当日、電話で普通に会話できたことなどが報じられた。
GACKTはいま、どこで何をやっているのか――。ファンは一日も早い復帰を心待ちにしているが…。
- PHOTO:西 圭介