「元ヤクザだらけ」の異色ソフトボールチームの練習を激撮! | FRIDAYデジタル

「元ヤクザだらけ」の異色ソフトボールチームの練習を激撮!

東京・葛飾区発 『竜友会』のド迫力練習 メンバー全員の懲役は計128年! 入部条件は「破門状」の提出だけ

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ひとたびユニフォームを脱げば全身刺青だらけ。小指がない部員もおり、バットがうまく握れないことは、もはや”あるある”だという(撮影:結束武郎)

「おんどれ、こんなん捕れんかったら指詰めるど! 沈めてもたろか!」

’21年12月下旬、日曜日の昼下がりにドスの利いた関西弁がこだました。

声の主は葛飾区ソフトボール連盟に所属する『竜友会』の監督兼エース、竜崎祐優識(ゆうじ)さん(71)だ。’12年に結成された『竜友会』は、強打を武器に’17年にリーグ優勝。強豪チームの仲間入りを果たした。しかし一番の特徴は別にある――。部員の合計懲役年数が128年という”元ヤクザ”だらけの異色チームなのだ。竜崎さんも山口組系の元組長で、他にも住吉会系や松葉会系の元組員などのコワモテが揃(そろ)う。

この日は新入部員チームと竜崎さん率いるベテラン部員チームに分かれて紅白戦を行っていたのだが、練習場所の河川敷には異様な緊迫感が漂っていた。

刺青が見えないように、基本的に長袖のアンダーシャツを着用。「チンタラ走んな!」「気合入れてタマ捕らんかい!」とワンプレーごとに怒声が飛び交う。

途中、判定を巡って竜崎さんが「どこがストライクじゃ!」と審判に詰め寄る場面も。試合は乱打戦となり、最終的にベテランチームが16対11で打ち勝った。

ゲームセットとなった後は、雰囲気はガラリと変わり組員――もといメンバー総出でグラウンド整備を行う。「ゴミ忘れるなよ!」という竜崎さんの呼びかけのもと、部員たちは夕暮れ前に帰路に就(つ)いた。竜崎さんが結成理由を語る。

「元受刑者のために何かできないかと始めたんがきっかけ。仕事に就けても、休日でヒマになれば薬物や窃盗に走ってしまうからな。毎週日曜日に練習して、悪いことがでけへんようクタクタになってもろてます。入部条件は『破門状』だけ。組織から抜けたことがわかれば『絶縁状』でも『除籍通知』でもいい。更生意志のあるヤツなら誰でも受け入れる。去年だけで新入部員が22人も来ました。いまは全員で53人の大所帯ですわ」

15年の懲役を終えて、昨夏に入部した辻さん(54)がチームの雰囲気を語る。

「練習は厳しいですけど、楽しいです。組を抜けるときに小指を落としたんでバットが上手く握れないんですが、竜崎さんがいい握り方を教えてくれました。本当に優しいです。レギュラーになるため、部の練習以外に週1回以上、バッティングセンターに通って練習してます」

更生を目指す元ヤクザたちは、今日も白球を追いかける。  

竜崎さんは「運動の楽しさを知ってほしい」とソフトボール以外に、ボーリング大会やバドミントンなども開催する
ヤクザ役の参考にしたいという俳優や、現役の学生など一般の部員もいる。この日は女性のメンバーも参加していた
  • 撮影結束武郎

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