「新しい学校のリーダーズ」世界を魅了する4人組の野望 | FRIDAYデジタル

「新しい学校のリーダーズ」世界を魅了する4人組の野望

世界を盛り上げる「新世代」のガールズダンスパフォーマンス集団

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TikTokのフォロワー数330万人を誇り、日本のみならず世界から注目されるパフォーマンス集団『新しい学校のリーダーズ』。昨年1月にアメリカの音楽レーベル『88rising』から『NAINAINAI』で世界デビューを果たし、11月には、アメリカのロサンゼルスで開催された2万5000人規模のライブフェス『Head In the Clouds』にも出演した。

新しい学校のリーダーズ LIVE 2020.6.21 無観客LIVE on Thumva – YouTube

海を越え世界で活躍し始めた彼女たちの魅力に迫るインタビュー、後編をお届けする。

右から、SUZUKA(20)、KANON(19)、RIN(20)、MIZYU(23)
右から、SUZUKA(20)、KANON(19)、RIN(20)、MIZYU(23)

――『Head In the Clouds』へのご出演おめでてとうございます!アメリカの舞台に立たれた感想を教えてください。

KANON「日本に帰ってきて、1か月以上経つんですけど今でも、夢だったんじゃないかなって思っています(笑)」

RIN「私たちは世界デビューしたといっても、コロナがあったんで、今まで海外でパフォーマンスしたことがなかったんですよ。正直、海外のお客さんは私たちのこと知らないと思っていた。でも、いざライブが始まると振付を覚えて一緒に踊ってくれるお客さんもたくさんいて。一番新しい曲の『Pineapple Kryptonite』にちなんで、パイナップルを持ってきてくれてる方もいました(笑)」

KANON(19)。黒髪のロングヘアがトレードマーク
KANON(19)。黒髪のロングヘアがトレードマーク

――すでに熱狂的なファンを獲得していたんですね。とはいえ、かなりのプレッシャーがかかったのでは?

SUZUKA「それが緊張は全然しなかったんですよ。どんな場所でも自分たちのパフォーマンスでお客さんを楽しませられるってことには自信を持っていたので」

MIZYU「私たちは日本で7年活動を続けてきて、本当にいろんな場に出させてもらって。アイドルの方ばかりが出ているライブだったり、下北沢にいそうなバンドばかりのライブに出たり。基本的に、どこいっても浮いてたんです(笑)」

KANON「ほかの演者さんたちがギターのチューニングしてるなか、私たちだけ制服でストレッチしてましたから(笑)」

SUZUKA「でも、その経験がどんな場だろうと、自分たちのパフォーマンスでお客さんを楽しませることができるという自信になっていたんですよね。だから、アメリカのお客さんに自分たちが受け入れられないんじゃないかって不安は一切なくて、むしろ本番前はニヤニヤしてました。アウェイが好きなんですよ」

MIZYU(23)。ツインテール担当。グループのリーダーを務める
MIZYU(23)。ツインテール担当。グループのリーダーを務める

――最新曲『Pineapple Kryptonite』は『ビースティー・ボーイズ』のプロデューサー・マニーマーク氏が手掛けたこともあり、マークファンからも注目を集めていたのかもしれないですね。

RIN「マークにプロデューサーをお願いしたら、最初は断られたんですよ。向こうからしたら“日本の知らない小娘”ですからね。それでも諦めきれなくて、“これならどうだ?”って気持ちで新しいパフォーマンスのデモを作って送ったんです。そしたら、やる気を認めてくれたのか“アメリカに来い”ってなって。そこで、マークと2か月間みっちり音楽漬けの時間を過ごして、プロデューサーとしてついてくれることになったんですよ」

’21年11月6日、アメリカ・ロサンゼルスで『88rising』が主催した音楽フェス『Head in The Clouds』に出演。マニー・マーク氏が手掛けたBeastie Boysの楽曲『Intergalactic』のカバーも披露した
’21年11月6日、アメリカ・ロサンゼルスで『88rising』が主催した音楽フェス『Head in The Clouds』に出演。マニー・マーク氏が手掛けたBeastie Boysの楽曲『Intergalactic』のカバーも披露した

「セーラー服」スタイルとの葛藤

――『新しい学校のリーダーズ』の独創的でインパクトのあるパフォーマンスが、マーク氏のお眼鏡にかなったわけですね。いまのスタイルをデビュー当初から確立していたんでしょうか。

SUZUKA「セーラー服はデビューからずっと着てますね。でも、当初はコンセプト先行で、年齢も非公表にしたりしてたんですよ。それだと自分たちの本当の言葉が出てこなくて、私たちが私たちを理解できていなかった。

そこからメンバーで何度も集まって“私たちは何がしたいんや”っていうのをとことん話し合って、“個性を大事にハミ出していく”という自分たちが表現したいものが分かってきたんです。セーラー服もデビュー当時は着られてる感じでしたけど、今はしっくりくるようになりました」

――アメリカの舞台に立つまでに様々な努力があったんですね。

SUZUKA「そうですね(笑)。常に体力の限界を超えるようにパフォーマンスしているので、ライブ後は毎回筋肉痛です。でも、私たちにできるのは、全力で突っ走るだけですから。まだ20歳とかの若造なんで社会のことなんてなんも分からない、だからこそ、勢いだけを失わないように、全世界に“個性を大事に、ハミ出して行く”私たちのパフォーマンスを届けたいですね」

グループ名通り、新世代のリーダーとなる日が楽しみだ。

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