『相棒』を卒業する反町隆史の事情と「気になる今後」 | FRIDAYデジタル

『相棒』を卒業する反町隆史の事情と「気になる今後」

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『相棒』を卒業する反町隆史
『相棒』を卒業する反町隆史

水谷豊(69)主演のドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で、4代目相棒を演じる反町隆史(47)の「卒業」が発表されたのは昨年11月24日のこと。反町は前任の成宮寛貴に代わって2015年10月スタートの「シーズン14」から出演し、歴代最長の「相棒記録」を更新中だ。

「反町が新相棒に決まった当初は、実は『本命じゃなかった』と言われていました。とにかく世論を意識してか、女性初の相棒を望む声が内外にあったようで、テレ朝内でも仲間由紀恵にやってほしいという意見もありましたね。また、松坂桃李らの名前もあがったりしました。結局、キャスティングやストーリーなどすべてに影響力を持つ水谷さんが40代以上の男性俳優を希望したこともあって反町に決まったと聞いています」(スポーツ紙芸能デスク)

発表当初は、法務省のキャリア官僚が警視庁に出向してくるという設定にムリがありすぎるなどと言われたものである。

「まぁ、水谷さんの年齢や立場の方が設定にはムリがありますよ。霞が関のキャリア官僚であの年齢まで働いている人はいませんから。とはいえ、2000年から20年以上も番組を続けられているのは水谷さんの功績だけに、『番組の終わらせ方が難しい』という長寿番組の宿命を背負っているわけです」(同前)

それはともかく、難解な法律用語を発するような役柄とワイルドなイケメン俳優という反町本人のそれまでのイメージとがあまりに不釣り合いだとか、それだけに遅かれ早かれ5代目相棒と交代するという観測もあった中で、「歴代最長」を達成した。

その秘訣はいったい何なのか?

「ひとえに彼が水谷さんの信頼を勝ち得たということでしょう。あのドラマは水谷さんがいかにカッコよく、シブく映えるかということに尽きるし、水谷さんもそれを求めている。ボスである水谷さんより演技が上手かったり目立ったりしてはいけない」(テレ朝関係者)

もちろん、脚本も何もかもがそういう立てつけになっている。

「脇を固める役者に演技力はそこまでは求められていません。反町の演技に対する評価は別として、彼は体育会系の体質というかヤンキー気質というのか、上を立てるのがとてもうまいんです。相棒の撮影は年間7カ月に及ぶ長丁場。反町はその点もちゃんと理解していて、現場の雰囲気作りにも気を遣う。そんな彼のキャラが水谷さんと噛み合ったのだと思います」(同前)

4代目を見事に“完走”した反町には仕事のオファーも少なくないという。

「2022年後期に放送されるNHKの朝ドラで、福原遥が主演する『舞いあがれ!』で重要な役柄を提案され、興味を持っていると聞いています。福原と反町は同じ大手芸能事務所の所属ではありますが、相棒への出演でこれまで以上に幅広い層に受けたというNHKの判断があってオファーがなされたこともあるでしょう」(芸能関係者)

さらに一皮むけたということになるのだろうか。

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