林遣都、山田孝之、西島秀俊…ブレイク俳優「意外すぎる共通点」 | FRIDAYデジタル

林遣都、山田孝之、西島秀俊…ブレイク俳優「意外すぎる共通点」

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全身黒でシックに決めて駅に向かって歩いていく林。21年11月撮影

放送中の金曜ナイトドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』(テレビ朝日系)に出演中の林遣都(31)が、またまた存在感を発揮している。

今回演じているのは、優秀でイケメンのIT企業社長というパーフェクトぶりながら、ある秘密を抱えている……という男性。林はまだ31歳ながら、癖のある役をやらせたらピカイチ。怪演俳優の名を欲しいままにしている。プライベートでは昨年、元AKB48の大島優子(33)と結婚し、まさに公私ともに絶好調だ。

そんな林だが、実は一時期、活躍が停滞していた期間がある。16歳のとき映画『バッテリー』(07年)で鮮烈なデビューを果たした後、水泳の飛び込み選手を演じた『DIVE!!』(08年)、また吉高由里子と共演した恋愛ドラマ『美丘ー君がいた日々ー』(10年/日本テレビ系)で大ブレイク。アイドル的な人気を博したが、人見知りな性格からストレスを感じたようだ。その後、活動が激減してしまう。

このことについて、ドラマ事情に詳しいテレビ局社員は次のように語る。

「たとえば山崎賢人さん(27)や福士蒼汰さん(28)もそうですが、恋愛もの作品で成功すると一躍若手トップ俳優に躍り出ることができます。林さんも『美丘』で、難病を抱えた少女を愛するピュアな少年役で多くの女性たちを号泣させた。事務所としては、その勢いに乗って一気にメジャー作品での露出を増やしたかったはず。

でもおそらく、林さんがこのアイドル俳優路線を嫌ったのでしょう。その後民放キー局ドラマで姿を見ることがなくなったうえ、それまでは映画もほぼ主演だったのが、脇役で数本出演したのみ。そしてようやく2年ぶりににドラマの主演に戻ってきたと思ったら、橋の下でぶっ飛んだ人たちと生活するという変わり者の御曹司役(『荒川アンダーザブリッジ』/11年・MBS系)。かつての王子様のような印象から激変した演技を見せたので、驚きましたね」

嫌ったアイドル化路線

林はその後も映画『闇金ウシジマくん』(12年)の軽薄で野心家なフリーター、映画『悪の経典』(12年)の同性愛の生徒役など、次々に難役に挑戦。この戦略が見事にハマり、決して甘いイメージだけではない演技派俳優として頭角を現してくる。そして『おっさんずラブ』(18年/テレビ朝日系)以降のセカンドブレイクぶりは、誰もが知るところだろう。

実は林のように、アイドル俳優化を嫌って露出を控え、イメージを変えて再露出したことでトップ俳優に登り詰めた存在は他にもいる。その筆頭が山田孝之(38)だ。

山田は今も面影は少しあるが、10代から20代前半の頃はかなりのイケメン俳優として活躍していた。演技力の高さはデビュー当初からズバ抜けていたため、恋愛ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年/TBS系)や『タイヨウのうた』(06年/TBS系)などで泣かせる演技を披露すると、一躍アイドル的な人気を博すようになる。が、やはり山田も、「これから」というこのタイミングで一気に露出を減らしたのだ。

「その一番の理由は、アイドル的に注目されたことで、子供がいたことをすっぱ抜かれたからです。山田はもともと俳優気質が強く、アイドル的に注目されることを歓迎していなかったうえ、それが災いしてプライベートまで晒されてしまった。それですっかり嫌になってしまったのでしょう。彼はその後3年ほど、テレビには一切出演しなくなってしまいました。

そして再び姿を現したのが、あの『闇金ウシジマくん』(10年/毎日放送・TBS系)です。アイドル感はひとかけらもない、粗野で冷酷な闇金業者役。これが見事すぎて、彼の代表作の一つとなりました。ここから『勇者ヨシヒコ』シリーズ(11~16年/テレビ東京)や『全裸監督』(19、21年/Netflix)といった、山田孝之のセカンドシーズンが始まったと言えるでしょう」(テレビ誌編集者)

チャンスの前髪を前にしながら、自分が本当にやりたいことのためにそれをあえて掴まないことは、恐ろしく勇気がいることだ。しかしその勇気によって二人は、結果的にもっと大きな成功を収めることとなった。実はその「前髪を掴まないこと」を誰よりも先駆けてやった存在がいる、という。一体誰なのか?

「今や押しも押されもせぬベテラントップ俳優として活躍する西島秀俊さん(50)です。彼は22歳のとき、キムタクと共演したドラマ『あすなろ白書』(93年/フジテレビ系)で、その美青年ぶりがキムタク以上に注目され爆発的な人気を博しました。しかし今の彼を見ると分かるように、アイドル俳優化することを激しく嫌った。そのため何と、当時所属していた事務所をやめてしまったんです。

今でこそ、事務所をやめても活動を制限されることは少なくなってきましたが、西島さんが若い頃は、そんなことをすれば芸能界から干される危険性が高かった。実際彼は、約5年ほど、NHK以外のテレビにほとんど出ていません。長い禊を経て再びテレビで活躍し始めたときには、もう30歳を過ぎていました。

しかし結果的には、若いときに表に出過ぎなかったことで飽きられず、かえって俳優生命を延ばすことができた。普通の俳優なら活動できなくなることを恐れて事務所に残ることを選んだでしょうが、すごい信念だと思います」(先のテレビ局社員)

もしかしたら西島のこの成功が、今の「モノ言う役者たち」を生んでいるのかもしれない。いつの時代も、どの世界にいても、自分の信念を貫くことの大切さを痛感する。

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

  • 撮影等々力純生

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