平成生まれ女子アナをSNSにたとえて分類してみた

デジタルネイティブ世代にみるキー局の女子アナ分析

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今年の新人女子アナは、最年少で1996年(平成8年)生まれがデビュー。さまざまな番組で活躍する平成生まれ女子アナはデジタルネイティブ世代!メジャーなメディアであり続けてきたテレビですが、その中で活躍する女子アナたちは、ネット的な要素を取り入れながら新時代を突き進んでいます。

そんな平成生まれの女子アナを、Facebook 、Twitter、Instagram、YouTubeの4つのSNSに重ね合わせて分類してみました。

プライベートでもぬかりない意識高い女子「Facebook系」 岩田絵里奈アナ(日テレ)

新人としては乃木坂46出身の市來玲奈アナが目立っている日本テレビですが、同期の岩田絵里奈アナも気になります。

幼少期は横浜で過ごし、実家はクリニック経営、渋谷教育学園渋谷高等学校と慶應義塾大学出身。さらに10代の頃には別名で女優として活動。ズルいくらいに都会的でおしゃれすぎる経歴を持ち、仕事もプライベートも、どこから見てもキラキラ……。うるうるの目や色白のツヤ肌も手伝って、大理石を連想させるオーラ。

さらに、「be brave…don’t look back(勇気を。振り返らずに。)」という「スター・ウォーズ」のセリフを座右の銘とし、自分を「興味津々人間」と語る岩田アナ。広く浅くカバーする雑学と、経歴に裏付けられた堂々っぷり。かといって、出すぎることはなく、あくまで大御所や先輩を盛り上げるバランス感を念入りに計算し、それを余裕の笑顔で実行する……。

それが、岩田アナのFacebook系たるゆえん。実名で自分のことを綴るには、大なり小なり慎重さと勇気が必要です。そして空気が読める人(か、致命的に空気が読めず孤立しても気付かない人)しか棲み付けないFacebook。根拠ある自信をもって自分をありのままにアピールし、ときには積極的に教えを乞うて歳上にかわいがられる一面もある岩田アナと重なります。

そういえば、先日は入社1年目にして『踊る!さんま御殿』に出演し、その場でモノマネを披露していました。「十八番」は、モデルのローラのモノマネ。これぞ、かわいい女子が自分を捨てずにできるモノマネNo.1!という感じであざとい。岩田アナ、自分の美意識に反することは断固としてしなさそう……!

ちなみに入社前には大物俳優・大沢たかおとの歳の差交際報道もあったようですが、撮られた場所も、おそらくアレ、スタバ併設のTSUTAYAですよね。都会的デートスポットであり、おしゃれ家族の休日スポット。さりげないプライベートもおしゃれになっちゃう感、Facebook映えです。

今後も不倫やアイドルとの熱愛などのタブーには触れない予感がしますが、常に華やかな話題を提供してくれそうな岩田アナです。

本音とオタク的分析力「Twitter系」 宇垣美里アナ(TBS)

平成生まれ女子アナの中で、ネット上での話題性がダントツの女子アナといえば、TBSの宇垣美里アナではないでしょうか。

アイドルのようなルックスで、グラビアもこなす色気。それでいて、報道もバラエティも務める実力アリ。過去にはHey! Say! JUMPの伊野尾慧との熱愛報道も。女子から反感を買いそうなスペックですが、それだけで終わらないのが宇垣アナです。

 

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(↑色気の見せ方はTBSイチと言っていいほどの確信犯。むしろ照れがなくて潔い。)

最近は、コミックマーケットの取材の中でアニメキャラのコスプレを披露し、コスプレイヤーに混じってカメラ小僧に撮影されていたのがネットでも話題を呼びました。

パッと見の華やかさとは裏腹、素の心境を冷めた調子で吐露する、ちょっと達観したようなスタンスによって、一部で「闇キャラ」とも呼ばれるようになった宇垣アナ。自分への評価をネットで「エゴサーチ」していることもこぼし、まさにTwitterヘビーユーザー=ツイッタラー的人材です。というか、絶対裏アカウント持ってそう。

さらに、文才も高く評価されていて、昨年はカルチャー誌『クイックジャパン』(太田出版)のコラムの中で展開した「マイメロ論」もTwitterを中心に大バズり。

それは、「ふりかかってくる災難や、どうしようもない理不尽を、一つひとつ自主的に受け止めるには人生は長すぎる。 そんなときは、『私はマイメロだよ〜☆ 難しいことはよくわかんないしイチゴ食べたいでーす』って思えば、たいていのことはどうでもよくなる」(同誌コラムより)というもの。

「キー局のアナウンサー」である自分から一旦離脱し、サンリオキャラクターの「マイメロディ」に憑依するという宇垣アナのライフハック。一見ぶっとんでいるような筆致はTwitter映え的キャッチーさですが、自他を冷静に分析&俯瞰して至ったその悟りの境地は、道徳的な正論や根性論よりも刺さるものがあります。

「選ばれし素人女子」である女子アナ。きらびやかな職業ですが、そのぶん理不尽やストレスも極端に多いというのは想像に難くありません。だからこそ、そんな立場に置かれている宇垣アナが吐露する「闇」は、社会の中で大小さまざまな理不尽やストレスにさらされる多くの女性の共感を得るのではないでしょうか。

「闇」といっても単なるネガティブや悲観ではなく、持ち前のルックスは卑下せずに活かしながら、悪意も正面から受け止めて闘う宇垣アナの正直さは、従来の「自虐」や「ぶりっ子」のどちらにも振れない、これからの時代の女性像を更新していくことになりそう。

フリー転身も間近かと囁かれていることもありますし、過去を売り払って新しいチャンスを手にする「フリマアプリ系」へとメタモルフォーゼする日も近いかも!?

映え重視のワンパターンモテ「Instagram系」:久慈暁子アナ(フジテレビ)

女子アナの中には、Instagramのアカウントを持っている人もちらほら。
視聴者からのコメントが直接届き、女子アナの「素顔」(演出されたものではあるが)も垣間見ることができる、テレビとは違った貴重な発信の場になっています。

 

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(↑前に出てキメる久慈アナと、「ひょっこり」永島アナ。対照的なキャラ!)

平成生まれ女子アナの中でも圧倒的なフォロワー数を誇るのがフジテレビの久慈暁子アナ。そのフォロワー数は、38.1万人(※2018年11月現在)という多さ。ちなみに「めざましテレビ」で久慈アナと共演中の永島優美アナは、平成生まれの女子アナ2位の14.6万フォロワーです。

久慈暁子アナはファッション誌『non・no』の元・専属モデル。アイコンがばっちりメイク&振り向きショットの「盛れてる写真」なのも、いかにもモデルっぽい(ちなみに、永島優美アナのアイコンは、自身の出演番組のキャラ「めざましくん」のぬいぐるみとの2ショットです)。

2ショットや集合写真も、自分がかわいく写っている写真を選びがちな久慈アナ。というか、モデル出身の彼女は、どんなときもばっちり「盛れて」しまうのでしょう。食べもの写真も定期的にアップするにはするのですが、あくまで食べものは引き立て役という印象です。

 

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(↑さつまいも、見せる気ないでしょ。)

 

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(↑一方の永島アナは、自分は影になっても気にしない、おいしそうな写真。)

そんな久慈アナの投稿は、ワンパターンながらも、よく言えば安定感アリ。まさにそれが久慈アナらしさなのでは。

テレビの中でも、ユーモアセンスというか、いじられ要素はあまりなさそう。決して器用ではなさそうですが、ガツガツした圧がなく、ちょっと幸薄そうな表情もちらつかせる久慈アナは、昔からずっと「かわいいは正義」「クラスで一番ちやほやされる女の子」的存在だったんだろうな、という立ち位置。まさにインスタの中の「映え写真」そのものです。

でも気取ったり、ぶりっ子なキャラ作りをしない無難さも大切です。特別気の利いたことは言いませんが、そのくらいのほうが、見ているほうは反射的に「いいね」を押しやすい。いつも同じトーンのかわいさの統一感をキープするほうが重要で、ブレやおもしろさは要らないのです。

流行に敏感で無難な王道モテ雑誌のモデルだったことも納得の久慈アナ、いつも一定の「ふんわりフィルター」がかかっているようなモテ女子です。

プレゼン力とアドリブの個性派「YouTube系」:弘中綾香アナ(テレビ朝日)

素朴なルックスと、キレッキレのプレゼン力&絶妙な間合いのアドリブ……弘中綾香アナはYouTuber的で今っぽさ満載です。

深夜の番組『激レアさんを連れてきた。』では、ホワイトボードを使ってプレゼンする姿が印象的な弘中アナ。フリップを出すときの「ジャン!」というノリもYouTubeっぽい。毒舌な「腹黒」キャラを前面に出している一方、ときには屈託のない笑顔も見せる「弘中ちゃん」の表情は、男女ともに好感度高めです。

 

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(↑ぶりっ子モノマネされたのを、あえて自分でも寄せるという、「メタぶりっ子」な写真。自分の見せ方をわかっている感じ。)

また、おかっぱの黒髪にナチュラルメイクの弘中アナのルックスは、いわゆる「女子アナ」的な見かけとも一線を画す個性派。従来の女子アナ像に先入観があった女性たちの間でも人気を高めています。

そんな弘中アナ、今年春に人気バンドONE OK ROCKのToruとの熱愛報道が出ましたが、「激レアさん」の中でイジられても、きちんと応えるのはさすがの度胸。あまりダメージはなさそうです。アナウンサーや芸人でなく、ミュージシャンと付き合うというのも、カルチャー色の強い弘中アナらしい。

文化系女子の憧れ的な道をひた走っているような存在が、弘中アナなのではないでしょうか。

それぞれの女子アナが、 より自分らしく勝負できるようになってきたのを感じる昨今。王道モテも個性派も、 時代を反映して日々変化していく女子アナたちから目が離せません 。

  • 文・イラスト大石蘭

    1990年生まれ。福岡出身。イラストレーター・ライターとして、Web、書籍、雑誌等で活動中。oishiran.com

Photo Gallary1

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