新元号はある暗号に? オカルト界の賢人達による2019年予想

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今年も残すところあとわずか。この時期になると気になるのは来年のことだ。天皇陛下が退位され、平成という一つの時代が終わる2019年は一体どんな年になるのか、早くもインターネット上には来年に関する予言記事で溢れている。

その多くは、大地震や異常気象などの自然災害、世界大戦の勃発など不吉な未来を暗示する過去の予言者の言説を解釈したもの。一体2019年には何が起こるのか? オカルト界の賢人たちに訊いた。

タイムトラベラーが危惧する第三次世界大戦

「現在アメリカのネットを中心に盛り上がっているのは、未来から来たタイムトラベラーが、近い将来我々が直面する事態を伝える、いわゆるタイムトラベラー予言です。

先駆けとなったのは、2000年11月にアメリカの大手掲示板に出現したジョン・タイターという人物。2001年以降にローマ法王が変わることや、中国が有人宇宙船を周回起動に乗せるなど、いくつかの予言が的中していたことが後になって判明し注目されました。

その後、自称タイムトラベラーが雨後のタケノコのように発生してしまい、われわれでも全ては追いきれない現状ですが、なかには注目すべき存在もいます」

こう語るのは、来年創刊40年を迎えるオカルト雑誌・月刊『ムー』編集長の三上丈晴氏だ。

三上氏が、今注目しているタイムトラベラーの一人が、マイケル・フィリップスなる人物だ。今年2月に公開された動画に登場し、2043年イギリス生まれの軍人だと名乗ったフィリップスは、英国政府機関によってタイムマシンで過去に送られるまでの経緯や、タイムマシンのメカニズムに至るまで事細かに説明している。

「彼が2018年にやってきた目的は非常に明確で、近々勃発する第三次世界大戦を阻止するため。なんでも、2019年3月に北朝鮮がハワイのホノルルに向けて核ミサイルを発射し、アメリカが2発の核ミサイルを平壌に向け発射して報復。北朝鮮は国家としての機能を失うが、この混乱に乗じて中国とロシアが同盟を締結。2020年にはアメリカ、イギリスとその支持国との間で第三次世界大戦に発展する。

戦争は3年続き、この間に何百万人もの犠牲者が出ることになる。幸いなことに核兵器は非常に局地的にしか使用されなかったそうですが、彼が元いた未来の世界は戦争のために荒れ果てた荒野が広がっているといいます」(三上氏)

今年6月の米朝首脳会談によって、平和構築のための歩み寄りを見せたかに見えた両国だが、北朝鮮の非核化に向けた交渉は早々に決裂してしまうということだろうか。

新元号は既に決まっている

来年4月30日をもって「平成」が終わる。インターネットでは新元号予想が盛り上がりを見せており、やはりここにも自称未来人が新元号を「安始」と断言し注目を集めている。しかしながら、三上氏によるといま話題になっているものではないという。なんと三上氏はもう既に新元号を知っているというのだ。

「新元号は、一応国会で有識者会議が開かれて決めることになってますが、それは形式上。前回の『平成』も、実際は学者の安岡正篤氏が独断で決めたと言われていますし、次の元号も既に決まってます。私はある筋から聞いてますが……、その元号はもちろん、誰から聞いたかも言えません。外部に漏れたら変わってしまうので、当然ネットで囁かれてる元号ではありません。

これまでのように古典から引っ張ってきた言葉ですが、当然今まで元号に使われたことのない熟語です。『ムー』的に読み解けば、ある方面の人たちへのメッセージ、つまりある種の暗号になっていて、正直かなりヤバい印象。今まで隠されていた、この国の成り立ちにまつわる秘密がどんどん出てくる時代になるでしょう。これ以上は言えません」(三上氏)

古代日本では、言葉には霊力(言霊)が宿っており、言葉にすることでそれを現実に実現することが可能になると考えられていた。不吉な出来事が続くと、天皇の代替わりに関わりなく改元していたのはそのためだ。

つまり、その時代を運命付ける力が元号にはあると考えられてきたのだ。三上氏が「ヤバい」と言う新元号によってどんな時代が到来するのだろうか。

『AKIRA』で描かれた2019年のネオ東京にヒントが

小説や映画、漫画といった創作物に描かれたストーリーがそのまま現実に起こることがある。作中で未来の社会を描き、それが見事に現実になったのなら、作者には先を読む力があったように思える。しかし、それらは「予言」とは少し違う。作家たちは、誰もがアクセスできる情報や知識を元に、未来を「予想」したに過ぎないからだ。

一方で、普通の人間がどんなに考えてもたどり着けないはずの、物語上のちょっとした設定や細かな描写が未来と一致した場合、彼は予言者と呼ばれるかもしれない。我々は「予言」という言葉に、人知を越えた神秘的な力を期待しているのだ。

“漫画の神様”手塚治虫の作品は、そんな「予言」が多いことで知られる。『鉄腕アトム』には「9.11同時多発テロ」を描いたかのような2棟の高層ビルが崩れ落ちるシーンが登場し、『ブラック・ジャック』に至っては、2008年6月14日に発生した「岩手・宮城内陸地震」の日時・場所まで言い当てていた。

その手塚治虫が晩年、あまりの画力に嫉妬したとの逸話が残っている大友克洋が描いた作品にも予言と見られるシーンが登場する。若者を中心に人気のオカルトメディア『TOCANA』編集長の角由紀子氏は言う。

「1982年に連載が始まった大友克洋さんのSF漫画『AKIRA』の舞台は、失業者が増大し荒涼とした2019年のネオ東京で、翌年に東京オリンピックを控えているんです。実際に東京オリンピックの開催が決まったときには、未来を予言していると大きな話題になりましたが、あれが現実になるのであれば、2019年の日本はかなり荒んでいるということ。今の経済・社会的な状況からは想像しにくいですが、実はこの『AKIRA』の予言を補填するような話があるんです。

今年9月、投資家ジョージ・ソロス氏のビジネスパートナーだったスタンリー・ドッケンミラー氏が投資家向けのメディアで、前回の金融危機を起こした原因である金融緩和を何倍もの規模で行なってしまったために、近いうちにリーマンショックよりも大きな危機が起こることになるだろうと発言しました。彼は来るべきバブル崩壊に備えて、空売りを開始したそうです。他にも、ビル・ゲイツ氏、アメリカのヘッジファンドマネージャーであるケネス・グリフィン氏といった大物たちも同様に金融危機が迫っていると警鐘を鳴らしています。

さらに、『ヘッジファンドの帝王』と呼ばれているレイ・ダリオ氏は、金融危機は2019年に始まると予測している。ディストピア的な『AKIRA』の世界が来年現実になる可能性は大いにあると考えていいでしょう。あくまで私の見解ですが、その結果、東京オリンピックを開催できる状況ではなくなるのではないでしょうか。ブログ上で3.11を言い当てた予言者・松原照子さんも『東京オリンピックは確実に来ない』と明言していますから」(角氏)

これまで数々の予言ネタを扱ってきた新旧オカルト界のご意見番に予言を分析してもらった2019年。外れることを願わずにいられない不吉な話ばかりだが、そう悲観しすぎることはない。三上氏が語る。

「知っておいてほしいのは、予言とはそもそも確実に当たるものではないということ。少しSFっぽい話になりますが、予言が人々に認識された段階で“いま”の世界が変わってしまう。当然、未来も変わる。予言とは、あくまでも『このまま行ったら』という、前提条件の下で成立するパラドックスを孕んだ警告なんです。私たちだって、何度ノストラダムスに振り回されたことか(笑)」

取材・文:今川芳郎 写真:アフロ

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