コロナ禍の東京オートサロンで見えた「美の競演」の変化
2年ぶりのリアル開催で大盛況! 新型『フェアレディZ』 『シビックタイプR』など、注目の車も集結
カスタムされた高級車の前で微笑みながらの素敵なポーズ……。
色とりどりの衣装に身を包んだコンパニオンたちが勢揃いしたのは、1月14〜16日に千葉・幕張メッセで開催された『東京オートサロン2022』。2年ぶりのリアル開催となったオートサロンは、コロナの感染対策のためブースのスタッフは削減、来場者も事前登録が必須に。それでも計366社が出展、3日間合計で12万人以上の来場者を記録した。
「例年、過激な露出のコンパニオンが話題を呼ぶオートサロンですが、今年はやや控えめなコスチュームが多く、マスク姿でブースに立つ女性がほとんど。コロナ禍の気分を反映していたのかもしれません。それでも、コンパニオンがひとたび登場すると、一般のカメラマンたちが殺到していました」(自動車専門誌ライター)
以前はカスタムカーの祭典という立ち位置だったオートサロンだが、近年は大企業ブースにも注目が集まる。日産の新型『フェアレディZ』やホンダ『シビックタイプR』のプロトタイプが実車展示され、入場制限が行われるなか、大行列を作っていた。
車と美女の「晴れ舞台」も、コロナ禍で変化を遂げているのだ。
『FRIDAY』2022年2月4日号より
- PHOTO:ベストカー編集部、平尾 学、西尾タクト、結束武郎