Apple「VRゴーグル」発売で急騰必至の日本&米国株を厳選! | FRIDAYデジタル

Apple「VRゴーグル」発売で急騰必至の日本&米国株を厳選!

ジョブズがiPhoneを発表してから15年、世界に再び革命が起こる!

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スティーブ・ジョブズが『iPhone』を発表し、世界に「スマートフォン革命」を起こしたのが’07年1月。あれから15年経った’22年、アップルは再び歴史を塗り替えるかもしれない。

アップルが開発を進めている『VRゴーグル』が、今年発表されるとの見方が強まっているのだ。かけるだけで異空間にいるような体験ができるゴーグル型の装置はこれまでも開発されてきたが、アップルがより画期的なデバイスを世に送り出せば、普及は加速度的に進む。

その時、アップル株が急騰することは間違いない。それだけでなく、同社やVR(仮想現実)およびAR(拡張現実)の技術に関わる株は連動して値上がりしていくはずだ。発表時期がまだ明らかにされていない今こそ「仕込み時」なのだ。

それではまず、「アップル関連銘柄」としてたびたび名が挙がる日本株を紹介しよう。マネーコンサルタントで『Money&You』代表の頼藤太希氏が言う。

「村田製作所、そしてソニーグループが有名です。村田製作所は、コンデンサの供給で世界トップシェアを誇り、iPhoneにも使われています。アップル株が上がれば、追いかけるように値上がりする可能性が高いでしょう。ソニーも、同社製のイメージセンサーが『iPhone13』に採用されるなど、アップルへの供給実績は豊富。今後急拡大していくとみられるオンライン上の仮想空間『メタバース』にも取り組んでいて、アップルとの親和性は高いと言えます」

アップルとの関係が深い日本のモノづくり企業で言えば、コンデンサを同社に供給する太陽誘電や、ワイヤレス充電の関連部品を製造するロームといった銘柄も挙がる。アップルのVRゴーグルはiPhoneとの連携が前提と噂され、さらにスマホの売り上げが伸びるだろう。

今後、メタバース空間でさらに注目を集めると見られるのが、キャラクターコンテンツだ。日本で言えば任天堂、米国で言えばウォルト・ディズニーのような企業は、全世界に認知されるコンテンツを多数所有している。

「ディズニーは昨年11月、ボブ・チャペックCEOがメタバースへの参入を準備していると明らかにしました。唯一無二のキャラクターやコンテンツを持つ同社はVR・ARで無類の強さを発揮するでしょう。また、同じ米国株で言えばネットフリックスがゲーム市場に参入しました。新型VRゴーグルが出れば、何らかの形で関わってくるでしょう」(頼藤氏)

メタバース関連ではキャラクターだけではなく、ビジネス上での活用にも期待が集まっている。投資情報サービス会社『RKAN RICERCA』代表の村瀬智一氏は日本企業で次の2社を挙げた。

「ピー・ビーシステムズは、今年から『メタバース推進部』を設置し、今後需要が増えると見られる『企業向けメタバース』に関する新規サービスを立ち上げています。また、メタリアルも『VRオフィス』や、自動翻訳で自由に会話できる『言語フリー・スペース』事業に注力しています。アップルがより使いやすいVRデバイスを発売すれば、メタバース関連のサービスにも大きな注目が集まります」(村瀬氏)

最後に、アップル株に比例して伸びる意外な日本株を紹介しよう。「風が吹けば桶屋が儲かる」銘柄の代表格は、あのトヨタ自動車である。『マーケットバンク』代表の岡山憲史氏が解説する。

「メタバースの注目度が上がるにつれて、画像処理装置(GPU)を製造するエヌビディアの株が上がる確率は高い。トヨタ自動車は自動運転でエヌビディアの技術を取り入れており、協業関係にあります。その影響で、アップル株が伸びればトヨタも買われる可能性があります」

15年ぶりの世界的なビッグウェーブ、乗るしかない。

世界的ヒットになった『どうぶつの森』は、身近なメタバースの実現例とされる。アップルが「VR革命」を起こせば、任天堂の唯一無二のコンテンツはさらに活きる
世界的ヒットになった『どうぶつの森』は、身近なメタバースの実現例とされる。アップルが「VR革命」を起こせば、任天堂の唯一無二のコンテンツはさらに活きる

『FRIDAY』2022年2月4日号より

  • PHOTO共同通信(ジョブズ)時事通信(任天堂)

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