宮迫博之 たこ焼きFC1号店が「4か月で閉店」で問われる商売勘
《この度、みやたこです。もじや 新潟愛宕店 with 東横 は、2022年1月31日をもちまして閉店する事となりました。これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます》
元『雨上がり決死隊』宮迫博之が経営するたこやき居酒屋『みやたこです。』のフランチャイズ(FC)加盟1号店が、オープンからわずか4か月で閉店することになった。
『みやたこです。』は、宮迫の実家が大阪で経営しているたこ焼き店。“のれん分け”という形で東京・五反田にも‘15年にオープンした。
宮迫といえば、何かと話題に上がっているのが、渋谷センター街に3月からオープンする予定の焼肉店『牛宮城』だ。だが、経営は宮迫個人ではなく、彼も株主として出資するノーブルプロモーションという会社が運営することが明らかになっている。
「ノーブルプロモーション代表の若林さんが、『みやたこ』を47都道府県にオーナー募ってライセンス契約して全国展開すると言い出した。しかも看板である“たこ焼きを無料にする”と風呂敷を広げたんです。
宮迫さんは“大丈夫なん?”と心配していましたが、飲食店経験のある若林さんの言う通りにしたようですね。満を持して昨年8月下旬に新潟にフランチャイズ1号店がオープンしたのですが、まさか4か月で閉店するとは想像していなかったでしょうね」(スポーツ紙記者)
過去の動画でも宮迫は若林氏にたこ焼きを無料にすることで“赤字から脱却できんの?”と聞くと“間違いなく脱却します”と自信たっぷりだった。1号店のフランチャイズは、新潟でラーメン店を複数経営している飲食のプロだったが、早々に『みやたこ』を見限った形ともいえる。
牛宮城については、オリエンタルラジオの中田敦彦が1月25日、自身のユーチューブチャンネルで改めて“ダメ出し”をした。
実業家で、自身もステーキ店を経営している堀江貴文が監修した書籍をベースに解説。“経費をかけすぎる”“理想を持ちすぎる”など、失敗する飲食店の典型例を出していくと、ことごとく“牛宮城”に当てはまっていると力説した。
「オミクロン株の急速な感染拡大によって飲食店は非常に苦境に立たされている。なぜこの時期にこれほど経費をかけて飲食店をスタートさせるのか理解に苦しみますね。放っておいても家賃は毎月280万円かかる。
ですが、宮迫さんお得意の“男気”で、撤退することはできないのでしょう。しかし『みやたこ』のフランチャイズ1号店がわずか4か月で閉店したことは、3月にオープンを控える“牛宮城”に暗い影を落としたのは間違いないでしょう」(テレビ局関係者)
“ひろゆき”こと西村博之氏も、牛宮城の先行きについては
「宮迫さんに集客力がないのは”みやたこ“で立証済み」
と失敗の可能性を指摘している。はたして宮迫は芸人時代のように、飲食業界でもトップを獲ることはできるのだろうか…。
PHOTO:等々力 純生